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【浮気】じゃなくて【本気】をした彼氏。

これは「頭の中の落書き帳」
素直な気持ちを、はっきり綴る〰︎✍🏻
by ゆまこ

月日が経つのは早いもので
彼と再構築を目指して2週間になりそうだ。

私は基本、彼を信頼できないが
彼はあれ以来、一緒に住んでいるため
物理的な安心感はある。

「行ってきます!」
「これから帰りますー」

LINEの文面はこればかりになり
仕事以外はずっと一緒に過ごしている。

そのため、私がひとりで考え事をするのは
昼間の時間帯なのだが、そこで心の整理を
少しづつしている。

先日、彼は、マッチングアプリで
【本気で別の女性】を探そうとしていた。
彼自身もそれを認めていたし
あの時点で【浮気】ではなく
彼は私とは【別れる】と決めていた。

別れを決めつつ、他を探す時点で
彼は損得勘定で動く人間だし
ずる賢い一面もある。
そして、その行動は私を傷つけた。

私が彼の好きなところは
【気遣い上手】で【優しい】ところと
論理型の性質的に【浮気をしにくい】所だった

その全てが否定された今
一緒にいる意味はあるのだろうか?

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上記の考えに至り、尊敬ポイントを探しつつ
心は少しづつ冷えていた。
スキンシップも減り、私から働きかけもない。

彼から、5月の同棲の話をされるたび
旅行の話をされるたび
ザラっとした気持ち悪さが胸に起こる。

そんな時に、10年に1度の最強寒波。
私は体調を崩していた。

彼「…大丈夫?」
私「体冷えすぎて死にそう…頭痛い」

エアコンをつけ、私にUNIQLOフリースを着せ、温かいご飯を作る彼。

頭痛で半泣きで寝ていた私が、ふと起きた時、彼が隣で子供をあやす様にぽんぽんと見守っていた。

私「…隣にいてくれたんだ」
彼「辛そうで心配だから。
     それに夢でうなされてたよ」

彼が腕枕をしながら抱きしめてくれる。

彼「今日はあったかくして寝なね。
     体調治ったら美味しいもの食べよう」

弱っている時の優しさはズルいなぁと思う。
抱きついた時に落ち着くのも
安心して眠くなるのも
きっと【1年半の情】がそうさせるのだろう。

頭で理解していても、感情は
『もう少しこの状態を堪能したい』と
ブレーキをかけてくる。

これが【沼】なのだろうか。

彼「そいえば東京研修中、留守任せていい?」
私「家の中、改造してもよければ」
彼「火事起こさなければ大丈夫!」

彼が新しい勤務先で働くとき
私はそばにいるだろうか。

あと3週間後の結論に向けて
揺れ動く気持ちであった。

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