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起業日記③ ~起業から2か月を経て~

個人事業主になってから『独立日記』としてnoteで書いてきました。11月2日に法人化したため、今後は『起業日記』として残していきます。

以前は下記の記事を書きました。

起業してから約2か月が経過。この間に感じたことを定性的に振り返ります。会社員として今年8月まで約8年間働いていたため、『起業』『会社員』で対比的に書いていきます。

Twitterでもつぶやいたのですが、主に感じたことは下記ですね。

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これらの内容について1つ1つ、振り返っていきたいと思います。

1、常に未来見て戦略考える事の重要性。

3か月後、半年後、1年後、3年後、5年後、10年後・・・
先々でどんな価値を発揮するのか、どんな組織として在るのか。

会社員の頃は、経営陣が考えた戦略に沿って突き進む事でも成り立っていましたが、今では自分自身が戦略を描かないと未来が作れない。短期的には順調だとしても、中期・長期まで頭になければ思わぬところで躓くことは過去にも経験があります。

先手先手を打った戦略は心がけていきたいですね。

2、トップの戦略以上に戦術が広がる事はない。

戦略とは『未来に向かうためのベクトル(方向性×大きさ)』。最終的に責任持って決断するのがトップの役割。

強く感じた出来事が最近あって、前々職のAspark(人材系)が12月23日に世界最高加速の電気自動車を開発・販売すると話題になったこと。記事も貼っておきます。

このPJTを掲げたのが中小規模だった2013年。リソースが全然ない中で超長期かつ膨大な戦略を描き、ブレる事なく行動し続けた結果、とんでもないことを成し遂げる。正直、初めて『電気自動車を作る』と聞いた時は理解の範疇を超えると同時にワクワクしました。

改めて『巻き込む方々がワクワクできるような戦略』『成し遂げた後に最高の達成感がある戦略』を描くことは大事だと振り返りました。

3、最初は案件獲得が大変だが、一段落した後が本番。

起業後はHRtechの自社プロダクトの開発をしています。ただ、中長期のPJTであるため、短期~中期では自分自身が最前線で活動しています。

主に採用コンサル・採用代行をメインに取り組んでおり、IT系や製造業のお客様が中心。規模は大手~ベンチャー、場所は東北から福岡まで結構広めです。

採用以外にもエンジニア派遣会社の経営コンサルにも携わっています。総括して前職・前々職の強みを掛け合わせた仕事ばかりで、改めて会社員時代に『自分自身の価値を磨くこと』は大事だと実感しました。

12月にはお客様に恵まれ、過去最大レベルで複数プロジェクトに携わっています。ご依頼頂いたからには結果にコミットしなければならないので、これからが本番ですね。

4、未経験だからできないは通用しない。

起業すると正直経験のない事ばかりです。新規事業の取り組みだけでなく、労務・経理周りの事務対応など。

ビジネスサイドは現状僕だけで対応しているので、僕がやらない事には止まったまま。『できない』ではなく『まずはやってみる』を常に求められます。

ただ、昨今ではビジネス環境のゲームチェンジが目まぐるしく、どんな仕事であれ未知の状況に向き合っています。立場関係なく、『できないからやらない』は通用しないと思っていますね。

5、予想以上にやる事が多い(事務全般など)

日々の仕事でも契約書作成や請求書送付。キャッシュの動きがあれば会計ソフトfreeeへ入力。官公庁、銀行等の書類対応など・・・

思ったより本業以外でもやることが多いです。僕の場合、コアタイムは事業に向き合いたいので、非コアタイムで全部やっています。持ち前のエネルギーで仕事は楽しんでいます 笑

まずは一連の流れを掴みたいので自分でやっていますが、徐々にアウトソースする予定です。

6、キャッシュの動きが気になる。

これは会社員時代の比ではないですね。頻繁に損益計算書とにらめっこしています。会社員でも成果は求められるけど、報酬は勤務に応じて。

一方で、起業すると売上を出さない限りは利益が増えない。そのため『毎月の売上見込』『プロジェクト期間』『支払日・入金日』『月額or一括』『報酬』に対する意識は元々ない訳ではなかったのですが、更に強くなりました。

また、今後メンバーを増やす事を考えると報酬を途絶えさせるだけは避けたいので、責任の重みが違います。


以上、起業してから2か月の振り返りでした。
何を感じたのかまとめたかったので、定性的な内容になりましたね。

感覚的には『まだ2か月しか経っていないのか』ってくらい濃密な体験をしています。一方で『もう2か月経ったのか』って側面もあり、もっと出来ることはあったんじゃないかとも思っています。

それでは皆様、良いお年を(^^)

おわり。

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