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失われた季節も元に戻ってくれないと困る

星野源のオールナイトニッポンを聴いていると、5月に入ったばかりだと言うのに早くも『夏バテ』の話題がメールテーマに取り上げられていた。春があっという間に終わって急に暑くなり、その暑さにまだ身体が追いついていないと。

確かに最近暑い日はもう日中は半袖でちょうど良いくらいに暖かくなってきている。春という季節は桜が咲いたあの一瞬の時期だけで、もう夏の暑さが目の前まで迫ってきている感じ。

気温的にもすっかり夏気分に突入していたし、GWの思い出作りに昨晩奥さんと花火をした。たまたまLINEしていた母親にそのことを伝えると「早くね」との返信が来た。まあそうだよな。初夏のような暑さに脳がすっかりやられてしまっていたが、まだ梅雨にも突入していないのだ。確かにこれまではGWに夏の風物詩である花火をするという選択肢は出てこなかった。それほど脳が夏だと錯覚するくらいに暖かくなっている。実際昨晩は花火をするのにちょうど良い気温だった。

もうこの気温のまま夏を終えて欲しいけど、どうせそうはいかず命の危機を覚えるほどの暑さがやってくるのだろう。地球温暖化の影響で、春と秋が短くなることを『二季化』と言うらしい。日本のはっきりした四季の変化が無くなるのは寂しいし、今回の星野源のようにシンプルに体調も追いついていかない。

地球温暖化は外気温上昇だけでなく、大雨などの異常気象や農作物の成長に影響を及ぼしているというし、本当に危機迫っている状況なんだなと体感する。なんかここ10年で一気に地球温暖化が進んでいる感覚があるし、これから自分の子供たちが成長していく頃には、部活や学校行事なんて外では危険すぎて全く出来なくなるという時代がきてしまうのではないだろうか。

暑くなってくるといつも以上に環境問題への意識が高まる。とはいえ自分が出来ることが少ないのがもどかしい。しかし出来ることでもやらないと状況は悪化していくばかりだし。そう思って少しでも情報収集してみたり、定期的に環境保全に関する募金をしてみたりする。

世界の平均気温の上昇を1.5度未満に抑えるとか、2025年までにCO2排出をネットゼロにするといった目標が世界的に立てられているが、正直今でさえこんなに暑く苦しんでいるのだから、ネットゼロと言わずそれ以上に、温室効果ガスをマイナスまでいかなければただ気温上昇の幅が抑えられるだけで苦しいことには変わりない。

もっとカーボンクレジットの価格が上がってくれれば企業がそこでお金を稼ごうと必死になってCO2削減を頑張ってくれるだろうに。と素人ながらに思ったりする。

これ以上地球温暖化も二季化もしてほしくないので。どうにか個人でも出来ることをもっと探さなければ。

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