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『特別』になるのが怖かった私へ(10/12)

4月〜6月に、はちみつコミックエッセイ主催の
コミックエッセイ描き方講座を受講していました。


そこでの最終課題として描いた作品を
少しずつ載せています。




自分の『特別』を生きる②





「自分を深く傷つけた言葉が
実は自分を強くしていた」

とまとめてしまうと
あまりにもキレイ事になってしまう
かもしれません。


傷ついた気持ちは確かにあり
その気持ちも大切にしながら
別の側面も見てみるような感じです。


「傷ついてはダメ」
「傷つくのはおかしい」
「傷つく必要はない」

という考え方は
新たな傷つきを生むようにさえ思います。


大学院時代のゼミの教授の言葉で
好きな言葉があります。

「ペイン アンド ゲイン」


「痛みと得たもの」です。


どちらかしか持てないのではなく、
どちらも自分が獲得した体験です。



傷つくのは弱いからではなく
傷つかないのは強いからでもありません。



「自分は傷ついている」
ということを認めることも
強さなのではないでしょうか。



自分の傷つきに鈍感になってしまいすぎると
いつの間にか自分がボロボロに
なってしまっているかもしれません。


しかし一方で
傷つきに敏感すぎても
周りが敵ばかりのように思え
自分がダメな存在のように感じ
生きにくくなってしまうかもしれません。



「傷つく」
という体験の裏に、奥に
何が隠れているのか
自分は何のために「傷ついている」のか

毎回そんなことを考えていたら
やってられないですが

「これは気になる…」

とか

「いつもこういう傷つきになる」

という場合には
何かがあるのかもしれません。



一人で整理をするのが難しい時には
信頼している誰かと一緒にするのも
いいかもしれません。


「かもしれません」
ばかりですが
こういう場合はこうする
という正解はないので
その時々で
なんとかやっていくしかないんだろうと
思います。



そして
その時にどんな選択をしても
どんな感情になっても
どんな結果が待っていても
間違いということはなく
“そういう体験をした”
ということなのだろうとも
思います。











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