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店舗での注文が支援につながる!「おすそわけするんですよ。ぷろじぇくと」が2024年3月18日から始まりました!

児童養護施設出身の若者の支援などを行うNPO法人夢の宝箱は2024年3月18日(月)、指定の店舗で対象のドリンクやフードを注文すると売上の一部が児童養護施設などに寄付される「おすそわけするんですよ。ぷろじぇくと」を始動しました。

本プロジェクトのチラシ(表)
本プロジェクトのチラシ(裏)


「おすそわけするんですよ。」とは?

おすそわけするんですよのイメージイラスト

同プロジェクトは、指定の店舗で対象のドリンクやフードを注文すると、1品につき売上から10円~20円が児童養護施設や支援団体に寄付されるプロジェクトです。

つまり、楽しく食事をすることが、助けを必要とする若者たちへの支援につながる仕組みとなっています。

集まった寄付は児童養護施設で暮らす子どもたちへスマートフォンを支給するために使わせていただきます。


3月18日から、韓兵衛さんが初導入!

今回、記念すべき初導入店舗として協力して下さっているのは韓国屋台酒場  韓兵衛 武蔵小杉一番街店さん。

武蔵小杉駅から徒歩3分に位置する韓兵衛 武蔵小杉一番街店さんは、本場の韓国料理を楽しめる飲食店です。

おしゃれな店舗の入口やトイレ、机などに「おすそわけするんですよ。」のポップを設置いただきました!

店内に置かれているポップ

本プロジェクト参画にあたり、韓兵衛 武蔵小杉一番街店の上泉大輔店長より以下のコメントをいただきました。

「自分が恵まれていることへの感謝から、その恩恵を他者と共有し、自分にできることで社会貢献したいという想いが一致しました。

少額の寄付であれば、経済的な負担が少なく、多くの人が気軽に参加できますし、これにより寄付の参加者が増え、 支援活動の規模の拡大にもつながると嬉しいです」

韓兵衛 武蔵小杉一番街店の上泉店長

少人数から20人までの貸し切りも可能な韓兵衛 武蔵小杉一番街店さん。

ぜひご友人を連れて食事(寄付)にご協力いただけますと幸いです。


児童養護施設で暮らす子どものスマホ所持率

こども家庭庁は2023年、児童養護施設で暮らす子どもたちは経済的な事情などから所持率が低いため、スマートフォンに関わる財政措置も含めた支援の検討をしています。

それだけではなく、現場からは、スマートフォンを持たないことで、友達の輪に入れず孤立してしまったり、必要な情報を取得できず教育格差が生じてしまい兼ねない状況です。

NPO法人夢の宝箱の土濃塚達也理事長は

「社会的養護を取り巻く環境には、未だ格差是正に至らぬ社会の壁が多く存在し、それらは一人一人の大人が認知し向き合い方を変えるだけでも大きな変化につながると信じております。

私たち大人が協力し合い、一人で も多くの子たちに笑顔と希望を届けていくことを目指して これからも取り組んでまいります。

活動に対するご理解と、 ご協力のほど宜しくお願い申し上げます」

とコメントしました。

NPO法人夢の宝箱 土濃塚理事長

現在、本プロジェクトにご賛同いただいた店舗様より随時導入を進めております。

「おすそわけするんですよ。」で支援の輪を広げていきませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております!


NPO法人夢の宝箱とは?
神奈川県を拠点に社会的養護を必要とする若者(ユース)の自立を支援する団体。
・児童養護施設退所後の就労支援や心のケアなどを行う「巣立ちの翼プロジェクト」
・ユースの居場所作り事業「ふれ愛プロジェクト」
・若者のセーフティネットワーク構築に向けた企業連携を呼びかける講演会「社会的養護を考える会」
などを実施しています。


文:中村愛(https://twitter.com/love_chanchanch

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