今日も #歌詞に学ぶ 。
大好きな歌の最高のワンフレーズを
独断と偏見と愛情を込めて語るシリーズ！

水前寺清子『365歩のマーチ』
「しあわせは歩いてこない
だから歩いてゆくんだね」

歌詞に学ぶシリーズ史上、一番昔の曲だ。1968年だって！！
案外10〜20代も聞いたことあるんじゃないかな？
私もどこで聞いたか覚えてないけど、この歌詞を見たときに脳内にメロディが鳴ったから。
古き良き昭和歌謡だ〜

歌詞を見たときに、って表現をしたのは、
このフレーズにしっかり出会ったのは文字だったんですよね。
ここでピンときた人とはよい友達になれる気がします。笑
実はこれ、住野よるさんの「また、同じ夢を見ていた」という作品内で繰り返し出てくるフレーズなんです。
その作品も大好きなんです…！でも話がそれるので割愛。

・しあわせは歩いてこない

しあわせって、すぐ見失います。
しあわせの中にいるのに、気づかなかったりします。
恵まれてる人ほど、そうなのかも。

こうなったらしあわせだな、が一つ達成されると、
つぎのしあわせを探して今のしあわせに鈍感になりがち。

しあわせでも気づかない、というより
しあわせに慣れる、って言い方の方が適切かも。
慣れると、自分のこと不幸せだなーとか、
なんかいいことないかなーとか思っちゃう。

しあわせに慣れてる人にも
しあわせだと思ってない人にも
しあわせくんが向こうから歩いてきてくれることはない。

・だから歩いてゆくんだね

止まってても新たにしあわせはやってこないし降ってこない。
だから探しにいかなきゃね。

人間は、変化しか認識できない生き物。
おんなじ場所にいると、どんどん感性が死んでいく。
私はそう思ってる。
人は、ギャップが好きで惰性が嫌いだ。

だから、歩いてゆく。
自分の世界は、歩く速度で変わる。
歩む速度が同じ人同士と出会う。
走ってたら走ってる人と出会うし、右に曲がれば右に曲がった人に会う。
逆に、歩いてるときは、走ってる人とは一緒にいられない。

歩くペース、走るペース、たまに一息いれるタイミング
それらがぴったり会う人と、過ごしていきたいな。

前後左右どっちでもいいから歩き続けて世界を広げよう。
もし迷ってしまっても、道は繋がってるわけで。
ワクワクする方に歩き続ければ、然るべきタイミングでしあわせに出会えるもんだよね！

山あり谷あり。
しあわせは歩いてこない
だから歩いてゆくんだよ。

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