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ライレッセと日本

江戸時代の日本人も
ライラッセの絵を模倣しました。

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森島中良 骨髄之式                        『紅毛雑話』より 木版画   (磯崎康彦『ライレッセの大絵画絵本と近世日本洋風画家』 雄山閣、昭和58年、巻頭ページ)

ライレッセの『大絵画本』は、江戸時代に日本にも長崎の出島を通して入ってきています。わずかな日本人の眼にふれただけであったと思われますが、日本人画家の模写が残っています。オランダ語は読めなくても、ライレッセの絵は、インパクトがあり、魅力的に映ったことでしょう。森島中良、佐竹暁山、亜欧堂田善、司馬江漢などの模写が残っているそうです。
※日本に入ってきたのは、1740年 ハーレム刊

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かたや、銅版画、かたや、木版画ですが、よく似ています!


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