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フクロウ・ノート(5)仕事と自費の大学院 学費とサラリーマン必見の特定支出控除

学費のことを共有したいなと思います。ミネルバ大学修士課程の学費、支払うタイミング、そして学費の特定支出控除についてです。

ミネルバ大学修士課程(2023年卒業予定の学年分)の学費はこんな感じです。

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この他に教材費等で合計500ドルほどかかるそうです。全てオンラインのプログラムなので渡航費や追加の住居費などはありません。

次に特定支出控除について。これはサラリーマンが仕事に必要と会社に認められた経費を一定額以上自己負担した場合、確定申告をすれば超過分の税金を還付してもらえる制度です。ちなみに私は税務のプロではないので実際に検討される際には会社の経理の方や税理士の先生に相談してみてくださいね。とはいえ、ざっくり説明します。

対象は色々あるのですが、大学院の学費は「研修にかかる費用」や「資格を取るための費用」にあてはまる場合があります。なぜ「場合があります」と書いたかというと、大学院で学ぶ内容が仕事で必要な技術や資格を取得するための費用だと会社に認めて貰い、確定申告をするときに会社から証明書をだしてもらう必要があり、その是非は会社によって判断が異なるからです。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/02/tokutei.htm

特定支出控除額の計算式はこんな感じ。特定支出が下の方法で計算した給与所得控除額の1/2を超える場合、その超えた金額について特定支出控除を受けることができます。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1415.htm

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例えば年収900万円のひとがいたとして、学費が200万円だったら200万円-(195万円x0.5)=102.5万円が特定支出控除額になります。

とはいえ学費の総額を、税務上の計算期間(1~12月)にあわせて実際受講した月数に按分することになります。なのでミネルバの修士課程の場合、特定支出の金額は年ごとにこんな感じです。

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初年度の9~12月と2年目の1~5月は金額はちょっと残念な感じですが、合計で少なくとも100万円を超える金額にはなりそうなので、会社に相談してみると良いかも知れません。

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