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30代ワーママ読書レビュー9月|子育て、勝間和代さん、社会派マンガ


同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード
(石田勝紀)

同じ授業を受けていて、差がついてしまう理由は、何なのでしょうか?
私は、これまで3,500人以上の生徒を直接指導し、さらに東京大学大学院で通算6年以上、周囲の東大生にヒアリングした結果、あることに気づきました。
簡単に言ってしまえば、
「できる子は、勉強時間以外も学んでいる」
ということです。
では、どうすればそうなれるのか?
ーーそれを本書ではくわしくお話ししますが、その方法の1つとして、
誰でも簡単にできる「10のマジックワード」を紹介していきます。
10の「問いかける」言葉の力で、頭脳のスペックを引き上げることができるのです。

ここ1,2か月石田先生のVoisyを聞くようになって、何度かVoisy中でもご紹介があったのですが、アンテナが立って購入しました。Kindle Unlimitedでも読めるようです。

我が家の長女11歳は、気が付けば自分の意見や考えを持たない子になっていました。私の育て方が悪かったと負い目を感じています。
娘が何か聞いてくれば、当時シングルで余裕のなかった私はいつも邪険にしてしまっていたし、娘の意見に耳を傾けるような機会もほとんど持っていなかったと思います。

本書では、考えるきっかけを与えるような10のキーワードを紹介してくれます。いろんなことに疑問を持ったり深く考えたり、俯瞰したり具体化に導くようなキーワードです。
日々の何気ない会話で考えるトレーニングを積み重ねていくことで、アクティブラーニングができるような体質になり、頭のOSがアップグレードしていく。そういう内容でした。

その中から私は3歳と11歳のこども両方に使えそうな、「どうしたらいい?」「楽しむには?」を取り入れようとメモしました。抽象化が苦手な11歳娘には「要するに?」も問いかけてみることにしました。

この「要するに?」が私的に便利だなぁと思っていまして、娘と会話をしてると主語が抜けてたりして意味が分からないことが良くあります。
「え?」とか「ちょっとよくわからない」とか言うとふてくされてしまうのですが「つまりどういうことかな?」みたいな聞き方をすると、機嫌を損ねずにうまく聞き出せるんです。

サクッと気軽に読めて日常にも取り入れやすい内容でした。

健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿(勝間 和代)

「健康に過ごして長生きをしたいけれど、お金も身体もどうなっていくんだろう」――漠然とした不安を抱えたまま、老後を迎えるのは危険です。
本書では、経済評論家の勝間和代さんが、長生きをするための方法をロジカルに分析し、また、長生きをしたときの「リスク」をどうやってマネジメントするかを徹底的に考えます。
リスクがあれば「リターン」もある。快適で幸せな人生を過ごすための「勝間式 長生きの本」が、ついに発売です。

今年の7月27日発売の新刊です。勝間さんファンなので、新刊が出たからとりあえず買う!ということで本棚に閉まってありました。

一言で言うと、「LIFE SHIFTの勝間さん版だ」というのが個人的な感想です。

身体的・金銭的・社会的な側面から人生100年時代のリスクについて書かれていますが、特に身体的リスクについてボリュームが多く、重点的に書かれています。

過去に勝間さんのメルマガを購読していたのと、今でも無料メールを毎日拝見していたりVoisyを聞いたりしているので、既知の内容もありましたが、
本書で多角的に人生について触れられているので、少し視座を上げて自分の人生を考えるきっかけになりました。

特に興味深いなと思ったのが第5章の「これからの年代別のリスクを想定していく」です。今後自分が年を追うごとにどうなっていくのか、身近なロールモデルがあまりおらず、想像できてませんでした。
60代、70代、80代でどのようなリスクに直面するのか、リアルな話がちょっと怖くもあり、「日々の積み重ねで備えなければ」と尻をたたかれるような気持ちにもなりました。


☆番外編 マンガ

健康で文化的な最低限度の生活(1)~(3)

新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。
えみるはここでケースワーカーという
生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、
そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして――
新聞メディアはもちろん、
現職のケースワーカー、医療、福祉関係者の方も注目する本格派ドラマ![生活保護]に向き合う新米ケースワーカーたちの奮闘劇、開幕!

ワーママはるさんのvoisyで紹介されていたのがきっかけで気になり、たまたまコミックシーモアで1~3巻まで期間限定で無料公開(現在は終了)されていたので一気読みしました。

こどもの学びになりそうだったら買って手元におこうかなと思ったんですが、うちの娘にはちょっと難しそうだなと思ったのと、必ずしもハッピーエンドではなく、読んでいて私が気持ちが引っ張られてしまうので試し読みにとどまりました。
公務員、私には未知の世界ですが、とても務まりそうにない大変なお仕事なんだなあと感じました。
下記リンクからKindleで1巻は無料で読めるみたいです。


正直不動産(12)

過去を消せぬ永瀬が、十字架背負って進む。
課長代理に昇進した永瀬財地。
だが、かつて口八丁であくどい売り方をした
事実が消えることはない。
クリーンな不動産会社へと舵を切った
登坂不動産にあって、永瀬の過去は一番のネックに…!!
ついに、ライバル会社・ミネルヴァ不動産が
鵤社長の指示で永瀬を、登坂不動産を潰しに打って出る。
契約不適合責任、賃貸併用住宅、二重譲渡、建築確認――
風雲急を告げる不動産営業戦争、大緊迫。
不動産営業の本音を曝け出す
痛快皮肉喜劇、第12弾!!

正直不動産の新刊が出ていたのでこちらも購入。
余談ですが、マンガはスペースを取るので、大体コミックシーモアで購入することにしています。他の漫画系サービスをあまり使ったことがないので比較はしてないんですが、コミックシーモアは頻繁に割引クーポンを発行してるのでそれを使ってちょこちょこ使ってます…笑

新卒で不動産会社に入社し少しだけ賃貸営業をしていたこともあり、不動産の内情がわかるこの漫画、好きなんですよね~。
売買の営業担当の大変さは、そばで見ていてひしひしと感じていました。お客様に寄り添って誠実に対応するタイプの営業マンもいれば、売り上げファーストで上手く説得して丸め込むタイプの方もいました。私が勤めていた会社では大体上層部は売上ファーストでした、、、お客様に寄り添おうとすると売り上げが作りづらいのかもしれませんね。

こちらの漫画は12巻に限らず、でも巻でも毎回勉強になります。不動産関係の法が変わったり、コロナによって情勢が変化したりといった部分も、リアルタイムで漫画に取り込まれているので、そこもまた面白いです。

不動産購入前に知っておきたい情報が満載で、家を買おうかなと思っている方にはとてもおすすめです。ピッコマでは少しずつ無料で読めるみたいですよ。


以上が、9月に読んだ本でした。

どなたかの参考になれば幸いです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました♪

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