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サービス業のスタッフから気に入られるお客様とは

サービスとは、スタッフからお客様へ対してのもの。であるが、
スタッフがサービスし易い人とし難い人がいて、様子を伺いながら接している事は、皆様もご存じだろう。

サービスとは、個人(客・来訪者)や社会や家族に対する、奉仕的な活動、また、職務としての役務提供。
と、Google先生が記載している。


今、私は田舎の地域密着型のパン屋カフェにてパートで勤務している。
地域密着型なだけあり、1か月も働けば、お客様は顔見知りばかりである。

朝一に同じ席に座るおばあさん
必ず旦那様がベーコンをよく焼きにする素敵なご夫婦
紙ティッシュが4枚必要な可愛らしいご夫婦
フレンチトースト1つ頼む活発そうなご夫婦
サンドイッチをベーコンなしに変更する美人女性
スーツで来店してパスタを注文する男性2名

書ききれないぐらいの常連客がいる。
「あ、この人、水は氷なしだ」
「あのグループは、お箸派だ」
「あの人は食後に必ずトイレに行ってから煙草を吸いに行く」
「この方々は、シロップ沢山持って行かないと」
「今日も可愛い服装してるなぁ、このお嬢様は」

毎日会う人もいれば、2日に1回の人、週1の人も居るが
ここまでくれば
「私、毎月来てるのに」
と言ってくれる人は、正直印象が薄い。


サービス業の醍醐味は、人間観察だと思う。
おもしろいお客様も居れば、変わってるお客様も居て。
周りに迷惑をかけるお客様も居れば、スタッフに優しいお客様も居る。

それが楽しいし、苦しむときもあるが。


表題に記載している「サービス業のスタッフから気に入られるお客様とは」
というのは
以下、誰でもされたことがある状況であり、あくまで個人的価値観である。

「お冷、お入れしましょうか?」
その一言で、
「有難うございます」という人か、会釈だけの人か。
「お冷、お入れしましょうか」
その一言で、
取り難いグラスを前に持ってくる人か、何もしない人か。

やりやすいな、と感じる人には
”この人、サービス業で働いていたことがあるのかな”と思え、
お子様の前でも何もしない人は
”この子も、こう育っていくのかな”と、勝手に思う。

もしかしたら、すごい裕福なご家庭の方で
”高級ホテルに行きまくる方だから、何もしないのか”
と思った事があるが、
そういった方が田舎の地域密着型のカフェに来る確率は少ないだろう。

サービスとは、奉仕。
だが、例えお客様であっても、一人の人間であり、
勝手に周りから(スタッフや、他のお客様から)良い印象か、悪い印象か判断をされる。
そう、お客様はその店やスタッフを良し悪しで判断しているようで、
実は、店側から判断される側の人間
でもある。


私は常々思う事がある。

サービス業のスタッフに優しく、やり易い対応をして下さる方は
きっと良い印象を周りに与え、円滑に、柔らかく生きている方だろうと。
そうでない方は、
人によって対応を変える人だろうから、いいい印象ばかりでは無い時があるだろうと。


そして、誰もが出会ったことがあるだろう。
”この人怖そうな人だな”と思っても、ものすごく丁寧な対応をしてくれるギャップのある男性や
”可愛らしい顔立ちの女性だな”と思っても、発言内容がすごく悪いギャップのある女性に。

そして、自然と友達になりたい人と、なれない人に分かれる。
こういった標準を作り上げるのが、
普段何気ないところで見える
スタッフに対しての対応力である。


サービスされている側だから、何をしても良いわけではないのだ。

周りが見ている。勝手に周りから貴方という印象を判断されている。

その事を忘れてはいけない。
それを分かっている人は、サービス業のスタッフから気に入られるお客様である。



何度も言うが、あくまで個人的価値観。

彼氏や旦那様にする人は、サービス業をしたことが無くても、
スタッフに、他人に優しい人であってほしい。
そう願う女性は多いだろう。
私も、人のふり見て我がふり直せで、自分を磨き直していきたい。

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