見出し画像

嫉妬をしないわたしの「嫉妬」

「嫉妬ってなんですか?」
わたしはそう人々に聞いてきた。しかし、よく考えれば自分にとって何なのかを考えていなかったように思う。

そのため、今回は「わたしにとっての嫉妬」について考えていきたい。

嫉妬は2種類ある

まず共有したいのは嫉妬の種類についてだ。インタビューをしたり、考えたりしている中で、わたしは2種類の嫉妬があることに気づいた。

ひとつは恋愛においての嫉妬。「好きな人が浮気をした」とか、浮気までいかなくても「異性と出掛けた」「異性と楽しげに話している」とかっていう状況で発生する嫉妬。

あとは、高い能力や自分より秀でている人への嫉妬。これは仕事に例えると分かりやすいと思うのだが、「自分より早く出世した同期」とか「自分より器用に仕事をこなす人」とかに対する嫉妬である。  

恋愛においての嫉妬は「独占」「寂しさ」「苦しみ」などの感情も同時にあるように思うが、後者はそうではないように見える。
極端なところまでいけば、辛くなることもあるのかもしれないが、だいたいは「羨ましい」という気持ちが、その人の中の多くを占めているように思う。

この羨ましさは、わたしが聞いた限りではあまり感情的ではない。ネガティブな感情が無いどころか、「自分も頑張ろう」とポジティブに思うことさえある。恋愛の嫉妬とは、なんだか全く違うものに見えるのだ。

この2種類の嫉妬は、同じ「嫉妬」という言葉を使っているのに中身は全く違う。もはや、別物と言ってもいいくらいのものなのだ。

恋愛ではない嫉妬

ここから先は

2,365字
この記事のみ ¥ 100

100円からサポートというかたちで投げ銭ができます!面白いな、いいなと思ってくださったら、ぜひサポートしてください。活動費にさせていただきます。よろしくお願いいたします。