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縁を大切につなげるために必要なこと

息子たちが大学生になってから、保護者会の類がほぼなくなった。(大学によっては、成績を親がもらいに行ったり保護者会があったりということもあるようだが。)今になって、保護者の集まりって結構頻繁にあったんだな、ということに気づいた。

それがなくなって、ランチ会などの数はずいぶん少なくなった。この先は個人的につながりがある人とだけ縁が続くのだろう。

息子たちの学校でのつながりで知り合って、今はもう個人的な友人になった人たち。大勢はいないけれど、大切な友人だ。子育てが大変だった時の戦友でもある。

私は人付き合いに関して、マメじゃないところがある。1人で過ごしてもあまり苦にならないせいか、自分から友人に会う機会を積極的に作ろうとしなかった気がする。誘われれば嬉しくて、喜んで会いにいくのだけど、自分からなかなか誘えない。誘って断られるのが怖いのもあるかもしれない。

そのくせ、自分の中では長い間会っていなくても勝手に近くに感じていたり。でも、ずっと会っていないんだから、相手にとって私はもう過去の人になってしまっていることに後から気づくことになる。

実は、子供が生まれてから最初の10年は本当に育児以外何もできなかった。完全な「ワンオペ」だった。日曜日に冠婚葬祭や学校関係の用事以外で子供を預けて半日以上1人で出かけたことは、次男が小学校を卒業するまでたぶん1回もなかったと思う。理由は、次男のアレルギーが重くて預けにくかったことや、夫が週休1日だということや、いろいろなことが重なっていた。(そのことは、いつかnoteに書くかも)

だから、子育てに必死になっている間に、学生時代や会社員時代の友人とは連絡をほとんどとらないまま長い時間が経ってしまっていて、大部分の人と疎遠になってしまった。それでも、今も私と友達でいてくれる人もいる。

これからは、もっと自分から縁をつなぐことを意識していこうと思う。今は、会えなくても連絡をとれるツールがたくさんあるわけだし。

そう思って、最近はしばらく会っていない友人に連絡をしてみている。いちいち考えなくても自然にそういうことが出来る人のほうが普通なのかもしれない。でも、人間関係に不器用な自分を受け入れて、できることをひとつずつやっていこう。

縁をつなげていくには心や気持ちが大切だけど、心や気持ちを相手に伝える言葉や行動がないと、相手にはなかなか伝わらない。伝えることを忘れないでいよう。


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