北野武映画『首』を語る。
こんにちは。
うつつと申します。
北野武映画『首』を見たので感想と語りを少しやりたいと思います。
ネタバレを含みます。
かなり楽しみで1月前から公式サイトを何度も見ては見に行きてぇと思って公開日を迎え、期待に胸躍らせて映画館に小躍りしながら行ってきました。
……あんなに期待してたのに、眠たくなった。
俺の時間は、どこに行ったのか….
監督 兼 脚本 兼 原作 兼 役者の我らが北野武は、秀吉を演じている。
最初なんで秀吉なんだろうと視聴前は思っていましたが、見終えると思いの他いい役でした。ただ、思ってるより秀吉の出番が少ない。
そのうえ、主人公が誰なのかハッキリしない話の進め方で、話が進んでも誰に感情を載せれば良いのか分からない映画に感じた。
視聴前は、関係図は【信長】が中央上に、北野武演じる秀吉が中央下に記載されており、信長が主人公だと思っていた。
しかし、公式サイトのキャストの紹介の並び順は、このようになってました。
・羽柴秀吉 (ビートたけし)
・明智光秀 (西島 秀俊)
・織田信長 (加瀬 亮)
・難波茂助 (中村獅童)
う~む。これを見るとメインは秀吉だったのか…..
秀吉主人公のクセ強群像劇とは映画として見れなかったのが正直な感想。
最後の方は出番の比率は高かったが、主人公主人公した物語の作りではなかった。
『首』の話大筋の流れも、史実にそった形で先がある程度読めてしまったので、筋の部分はこうなるだろうな~と予想が出来てしまった。
話しの落ちは、信長の仇討ちと言う形で明智を打つと思ってたら、本当にそのままで終わってしまった。
戦国時代を描いたものだから、その点はしょうがない。とは思うが….
もっとオリジナルを期待する心が私の中にはあったのでこんな感じか~と少しガッカリしてしまった。
ここまで、マイナスな部分を書いているが良い点もあった。
・邦画の中ではCGが抜群に良い
・時代劇ではここ数年で1番出来(異論は認める)
・合戦から逃げずに描いていた
時代劇の様なものが好きな人は『首』は、オススメできる映画だと思うが、今までの北野武映画の流れを期待してみる方は、大満足とはならないであろう作品でした。
北野武も76歳で芸能も映画も最善線に立ち続けている。
ここ数十年の邦画は、世界的なヒットが少なく斜陽産業と強く呼ばれる中で、映画を作り続けてきた北野は何を思いこの『首』を製作したのかは少し疑問に思った。
映画.comの評価は、本日(11/30)時点で358件の書き込みがあり、注目度の高い映画であったのはレビューから見える。
だが、評価は 3.4 点
低くはないが高くもない微妙な数値。公開後間もない時期なのでファンが書き込んでいるとは思うがなかなか厳しい点数になっていると感じた。
私個人の点数をつけるとしたら
5点満点で、3点(★★★)程度でした。
乱文失礼しました。
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