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世界にひとつだけの花


♪〜  ナンバーワンにならなくてもいい
もともと特別なオンリーワン ♪


どこからともなく
聞こえてきた懐かしいBGM。



誰もが知っている
あの国民的グループ、

SMAPの「世界に一つだけの花」

槇原敬之が作詞作曲を手がけ
2003年にリリースされた名曲だ。





当時、わたしは中学生だった。

多感な時期ならでは、
子供ながらに

なんて素晴らしい曲なんだろう…!と
感動したことを覚えている。



聞いていると
そのままでいいんだよ、と

包み込まれるような
ホッと安心できた楽曲。



あれから長い月日が経ち、
様々な経験を経て

内面的なことを学ぶようになった今、

この曲の歌詞のすばらしさに
改めて心に響くものがあった。





花屋の店先に並んだ
いろんな花を見ていた

ひとそれぞれ好みはあるけれど
どれもみんなきれいだね


この中で誰がいちばんだなんて
争うこともしないで


バケツの中、誇らしげに
しゃんと胸を張っている


それなのに

ぼくら人間はどうしてこうも比べたがる?


ひとりひとり違うのに
その中でいちばんになりたがる?


そうさ、僕らは世界に一つだけの花

ひとりひとり違う種を持つ

その花を咲かせることだけに

一生懸命になればいい


小さい花や大きな花

ひとつとして同じものはないから

ナンバーワンにならなくてもいい

もともと特別なオンリーワン





この世界には自分と全く同じ人間は存在しない。

だからこそ、

自分にないものを持っている人が
うらやましくなり、

比べては、落ち込んでしまう。



みんなひとりひとり、
ちがう特性を持った種を持って

この世にやってきた。


自分は一体、
なんの種を持っているのか、

知らない人はきっと多い。


さらに、どんな環境で、
どんな栄養をあげたら

きれいに咲くことができるのかも


わからない人も居て、

このままでいいのか不安で
悩んでいたりする。



冬にはじっと栄養を蓄えて
うららかな春に咲く
花の種を持っているのに、


そうとは知らずに

極寒の厳しい環境で
なんとか花を咲かせようと必死に
もがいている場合もある。






わたしは幸い

自分が持っている種を
知ることができた。


そして、咲き方や
どんな肥料がいいのかも
教えてもらえた。


あとは、この花を咲かせることだけに

一生懸命になるだけなのだ。






自分と相手との違いによって

相手に腹を立てたり、怯えたり、
羨ましく思わなくてもいい。


ちがうのは当然で

あなたは、あなた。
わたしは、わたし。

そんなあなたも素敵、

そんなわたしも素敵、


それでいいのだ。



そんな考え方があるんだね、
そんな受け止め方があるんだね、


「あきら」かな違いを認「める」
「あきらめる」ことで


人間関係は
ずいぶん楽になる。




今度はわたしが

あなたはこんなに素敵な種を持っているんだよ、

こんな風にすると、きれいに咲けるよ、



と、筆文字アートを通して
伝えていく番。


それが世界に一つだけの
わたしの花が

きれいに咲く方法。










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