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栃木 夏の登山と温泉巡り 那須湯本編

私の会社はお盆休みがない。各自、有給を利用して夏休みを取る。私の場合、温泉巡りに有給をちょこちょこ費やしてるので、夏だからといってなかなかまとめて取りづらい。
最近、アメリカ人の英語の先生に「湯美サン、釣りの映画の人みたいね」と言われ、よくよく聞いたら釣りバカ日誌のハマちゃんのことだった。ハマちゃんて、有給取り過ぎてなくなっちゃってるんだよね。私の場合は釣りバカじゃなくて「温泉バカ」なんだけど。笑

去年行った夏の奥鬼怒温泉郷、日光澤がとてもよかったので、次は絶対行きたいと思っていたこれまた歩いてしか行けない三斗小屋温泉にトライしました。日光澤温泉の記事はこちら。

お盆明けに1日だけ有給を取った。今回も相方と。
那須湯本の民宿宿泊者しか入れない鹿の湯源泉の共同湯に入りたくて、一泊目は民宿に泊まることにした。第一希望は満室。第二希望で宿確保。共同湯の真ん前なので便利だ。
以前は内湯のある民宿でも共同湯を使用出来たらしいが、今は内湯のない民宿宿泊者しか入れなくなったようだ。

恒例の天気チェック。毎日変わって翻弄された。雨、晴れ、晴れのち雨。最終はこれ。

安定の雨マーク。笑

19日〜で、登山は20日。雨が降ったらやだなぁ。でも私が居るところに雨雲あり。

朝8時に出発。渋滞は全くなくスイスイ。
一軒寄りたい温泉があり、立ち寄り。通常は日帰り入浴15時〜なのですが、電話したらいいですよって。


栃木 塩原温泉 静観荘 古山

以前素泊まりで利用したことがあり、とてもいい湯だったのでまた来てしまった。

ロビー
かわいい看板

こちら素泊まりが3150円。お湯もとても良い。朝食や夕食も別料金でつけられるし、まわりに居酒屋なんかもあるので使い勝手がよいと思います。

前衛的な脱衣棚
大浴場
圧巻の湯口

塩原では珍しい析出物。湯口は析出物でまるで火山のよう。大分の長湯温泉みたいだ。前に来た時はまだ温泉沼に爪先くらいしか浸かってなかった(今は肩まで、いや頭かな?笑)んだけど、この湯口だけはとても印象に残ってた。そして再訪。500円。
泉質はナトリウム•カルシウム-塩化物•炭酸水素塩泉。源泉53度。


栃木 手打ちうどん翔

ヨシタカさんに教えてもらったこちら。再訪。もはや那須に来たらランチはこちら一択。前回は友人とだったので、相方は初めてでした。

天ざるうどん 600円

地元の方々でめちゃ混みで、タイミングが悪く30分以上待ちました。そして想定内のゲリラ豪雨に遇う。


栃木 那須湯本 石川荘

雨上がり

こちら、コスプレの聖地⁈変わった温泉と聞いて訪問。女将さんがSHOYAのボーカルみたいだった。(わかる人限定)

ロビー

こちら、大浴場と小さなお風呂2つあります。女将さんに誰もいないから両方どちらも入っていいですよと言っていただき両方見せてもらった。

大浴場は昭和高度成長期って感じのコズミックな作り。昭和の喫茶店みたいで雰囲気あるなあ。
小さいお風呂を見てみる。

脱衣所の壁

楳図かずお的な壁(あちらは紅白)嫌いじゃない。女将の趣味かな?

3人でいっぱいの浴槽。貝汁濁りの単純硫黄泉。サンバレー那須からの引湯。熱いです。結局は小さいこちらのお風呂に入りました。硫黄の香りはほとんどなし。
コスプレ撮影用の部屋もあるみたいです。「レイヤー」の方はぜひ。

コンビニに寄り、お酒や明日のお昼を調達してから宿に向かう。硫黄の匂いがしてきました。ワクワク!


栃木 那須湯本 民宿松葉

お宿に到着。もうちょっと涼しいかと思ったのに下界が暑すぎてそうでもなかった。エアコンなし、扇風機あり。
こちらは、宿に内湯がないので共同湯を利用します。2箇所利用可で、2箇所共通の鍵を渡されます。何度利用してもOKです。では早速行ってみます。


栃木 那須湯本 河原の湯

The共同湯
いい感じ
脱衣所
なぜか手前の熱い湯にはお湯が溜まってなかった

こちらは行人の湯単独源泉。有名な鹿の湯と同じ源泉と言うけれど、鹿の湯は鹿の湯と行人の湯の混合泉なんですって。成分表がなく泉質不明。


栃木 那須湯本 滝の湯

宿の真ん前。めちゃくちゃ便利。朝5時〜23時まで利用可能です。河原の湯も同様。

白濁にごり湯
湯口。杭で投入量を調整

こちらは両方とも満タン。御所の湯単独源泉で鹿の湯と違いますね。酸性•含硫黄-カルシウム•硫酸塩泉。河原の湯も同じ⁈

洗い場
加水されていて適温で利用できる

シャワーはありません。加水された源泉を利用。ボディシャンプーは使用不可で、シャンプーはOK。髪を洗いましたが、殺菌力が高いからか、洗い上がりがサッパリします。

夕方から宿の前の野外ステージで夕涼みコンサートがありました。タイタニックのテーマから天城越えまでヴァイオリンで演奏。

宿には天然水が湧いていて「宝来水」と名付けられている。これが美味しい!

野菜が浸してあった。美味しそう!

風呂上がりビールの後は夕食です。1階の食堂でいただきます。

もずく酢、那須高原野菜の揚げ浸し、鮎の塩焼き

鮎の塩焼きは絶妙な塩加減。ヨシッ、日本酒いくぞ!

栃木のお酒
大根サラダ、まぐろの自家製塩麹づけ、自家栽培じゃがいものみそがらめ

湧き水に浸ってた大根はシャキシャキ。まぐろは独特のコクが出ていて日本酒に合うー!
これに那須産豚肉の陶板焼きとそうめん。メイン料理なのに酔っ払って写真忘れました。すみません。
陶板焼きは塩麹に漬けた肉が柔らかく、自家製ポン酢ジュレでいただきました。美味。そうめんで満足し、白飯はパス。

宿のイチオシ手作り水菓子

湧き水で作られた「松葉水晶」というぷるぷるのくず餅のようなデザート。程よい甘さで美味しい。夏にピッタリの水菓子。

またまた滝の湯に入って明日の登山に備えて寝ます。

三斗小屋温泉編につづく

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