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【私の周りにいるセラピストさんって本当に素敵な方が多くて。そんなセラピストさんを不定期に(匿名で)紹介していきたいと思います^^】

今回は、私がまだ新人セラピストだった頃に先輩が言ってくれたひとこと。背中を押された言葉をご紹介いたします。

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セラピストとして働き始めて3ヶ月目。新宿の店舗で働ていた時です。  (ツヅキなのでヅッキーと呼ばれていた時代。)

ある日、吉祥寺のラフィネでグランドマスターセラピストを指名しているお客さまが、たまたま新宿の店舗にいらっしゃいました。

施術担当の順番は私。

当時はまだボディケアの基本練習中で。

普段グランドマスターセラピストが担当しているお客様を私がほぐすなんて…自信が無い!ムリムリ!! 次の順番の先輩に代わってもらおう!!と思いました。


優しいしベテランの先輩だから、きっと代わって担当してくれるだろうと思いながら説明したら、

「順番はヅッキーなんだから、ヅッキーが担当しないとダメだよ。」

と、バッサリ言われました。

え~!冷たい!!どうしよう… と思っていると、

「ヅッキーならいつも通りで絶対大丈夫。」と、笑いながら肩に手を置いた後に背中をバシッッと叩いてくれました。

その瞬間、「あ、冷たいと思ったけど、私先輩に甘えてた。やらなきゃ」と、恥ずかしさと同時にパワーと勇気を貰いました。

緊張したけれども施術を担当したそのお客様の事は今でも覚えています。ひとおし ひと圧しに、ムダに力が入っていただろうな~とも思いますw。

なんだか悔しくて、どんなお客様がいらっしゃっても最高の施術をしたい!と改めて思って、その時から練習に熱が入りました(元々練習は好きじゃなかったのです)。そしてその先輩は、夜遅くまでずーーっと練習に付き合ってくれていました。


またある日。

日本語が話せない外国人のお客様の担当を、英語ペラペラの先輩に代わってもらおうとした時も (甘えすぎ!w)、「ダメ。ヅッキーなら大丈夫だから!ほら行きな!」と言われて、結局担当は代わってもらえずにカタコトの英語で施術をしました。

何を言ったら良いのか分からずに必死にジェスチャーして、それを熱心に理解しようとしてくれるお客様が忘れられません(涙)。その後、やっぱり悔しくて。その先輩が色々とセラピスト英会話を教えてくれて、勉強しました。


裏では「ヅッキーは人に頼ろうとしすぎている」と言われていたかもしれません😂。

でも、「ヅッキーなら大丈夫だよ!やってみな!」と先輩たちが背中を押して、その後フォローしてくれたから、逃げようとしていた事から逃げすに色々と経験して成長できました。

あのまま先輩に代わってもらっていたら、苦手なことからずっと逃げ続けていました。


いま、私が先輩の立場になって気付いたのですが、

後輩にとって難しい問題でも、先輩にとっては簡単な事が多いから、代わってやってあげた方が先輩も数倍ラクなんです。リスクも無いし。

後輩に任せる方が、裏で見守ったり、フォローの準備をしたり、ハラハラする事が多いです。

そんな状況になる度に、あの時任せてくれた先輩たちを思い出して「こんな気持ちで任せてくれたのかなぁ。。」と尊敬と感謝の気持ちが湧いてきます。「冷たい!」とか思ってごめんなさい(笑)。

背中を押す。背中を見せる。先輩にしてもらった沢山の事を、後輩にも返していきたいなぁ、と思います。

そして「ヅッキーなら絶対に大丈夫!」という言葉は私にとって、背中を押して経験値を押し上げてくれる、一生忘れられないパワーワードなのです。


【素敵なセラピスト辞典】背中を見せて、背中を押す


最後までお読みいただきありがとうございました!素敵な一日になりますように。

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