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聖徳太子の「十七条憲法」第十条に

「共に是れ凡夫」

という言葉があります。

聖徳太子はこの言葉で、自分も含めて人間は誰もが欲深く欠点だらけの弱い情けない存在で、先生も生徒も皆、本当は「凡夫」だとおっしゃっています。

つまり、立派な偉い人間になったから人に教えるのではなく、「共に是れ凡夫」であるがゆえに、共に学び合い、助け合うことが大切であると。

大抵の人は、立派な人間でなければ、人に道徳や武士道を教える資格はないと勘違いしてしまいます。

でも、人間は不完全な人間なのだと自覚すると、決して立派である必要はないのです。

また、「十七条憲法」第一条には「和を以て貴しとなす」とあります。

人間は皆凡夫であるがゆえに、お互いの駄目なところを認め合って許し合い、それぞれのよいところを出し合って一生懸命協力する。

そうすることで和が生まれる。

日本はそうした「和の国」なのだから、お互いを許しあい、尊重し合う事に、大きな意味があるのだと思います。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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