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明治44(1911)年に生まれ、100歳を超えてなお診療や講演に奔走されていた聖路加国際病院理事長の日野原重明さん。

日野原先生は、10歳の子どもたちに向けて「命の授業」を二週間に一回続けていらっしゃっいました。

それは、人生において最も大切だと思うことを、次の世代の人に伝えていく活動だったそうです。

日野原先生が一貫してテーマとしているのは命の尊さでした。

「命はどこにあるの」って授業の中で子供達に質問すると、心臓に手を当てて「ここにあります」と子供達は答えます。

それに対し、聴診器で心音を子供達に聞かせながら、先生は次のように仰っていたそうです。

「心臓は確かに大切な臓器だけれども、これは頭や手足に血液を送るポンプであり、命ではない。命とは感じるもので、目には見えないんだ。」と.…。

目には見えないけれど、大切なものって本当に沢山あります。

その一つは空気であり、酸素がなければ、私たちは生きて行くことが出来ません。

だから、本当に大切なものは目には見えないんだよ…と日野原先生は子供達に授業の中で伝えたのです。

そして、命はなぜ目に見えないかというと、それは命とは「時間」だと明確に言われたのです。

死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまいます。

一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生き、その命を今度は自分以外の何かのために使うことを子供達に学んで欲しいと願われたのです。

日野原先生の志を受け継ぎ、私達も命の使い方を真剣に考えていきたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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