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ゆーみんの『幸せの道標』第36話

おはようございます。
今日は脳科学者の中野信子さんの言葉をご紹介します。


脳科学者であり、医学博士である中野さんは、脳や心理学をテーマに研究や執筆活動を精力的にされている方です。


そんな中野さんが、こんなことを仰っています。
🍀『運は平等に降り、強運の持ち主は脳がそれを生かす』・・と


中野さんは、脳をコントロールしたり、トレーニングしたりすることで、もっと豊かで充実した日々を送ることが出来るという考えを広めています。


では、一体どのようにしていったらいいのでしょうか?
中野さんは、脳も体の一部である以上、自分で変えられると言います。


新しい細胞を回路に組み込むためには、積極的に記憶する意思決定をするといった形で使ってあげるということが、脳のトレーニングになると言います。


中野さんは脳をトレーニングする事で、強運さえも手に出来ると仰っていますが、一見脳と運というのはちょっと関係ないようにも見えますよね。


でも、これは実験でも実証されている事のようです。
そして、最終的に運の良し悪しは、その人の振舞いであると研究者が着目したそうです。


ポーカーにしても、最初に配られたカードはランダムで平等な『運』だけど、手札が弱くても勝てる場合があったりします。


つまり、運は誰かから与えられる得体のしれないものではなく、『技術』なのだと中野さんは言います。
東大を卒業した医学博士が言うと、説得力がありますね。


性格傾向にはビッグ5と言われる特定5因子を使った性格傾向の尺度があります。
「開放性」「外向性」「誠実性」「協調性」「神経症傾向」の5つです。


自分で運がいいと思っている人は、「開放性」と「外向性」のスコアが高く
落ち着いて行動し、新しい物事に挑戦し、自らチャンスを掴んでいく傾向があります。


しかし、欧米の実験で、日本人はビッグ5の中で際立っているのは、
「誠実性」と「協調性」です。


つまり、そういう戦術を備えた人たちが、日本では生き延び、子孫を残しやすかったのです。


島国であり、災害が多い日本は、自分一人が生き延びるよりも、安定的に遺伝子を伝えていく為には、誠実性、協調性の優れている人が有利であった可能性が高いです。


日本人は元々、自分の成功に尺度を置くよりも、自分がどれだけ人に必要とされているか、愛されているか、認められているかというところに、幸福度の尺度を求めているようです。


そして、私たちが脳をバランスよく健全に保ち育てていくために、日常で心掛けていきたいことは次のような事です。


「ちゃんと食べる」「ちゃんと起きる」「ちゃんと運動する」こと
適度なストレスも実は刺激になって、脳を育てる場合もあるのだと言います。


日本人に足りない「開放性」「外向性」を上げていくには、
「たまには知らない町を散歩する」「新しい人と交流する」「読んだことのない本を読む」・・こんなことが良いそうです。


脳の使い方をちょっと意識するだけで、新しい世界や、別の可能性が生まれるかもしれませんね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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