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【読書術】たくさんの本を速く読めるテクニック/中田敦彦さん

どうも、ゆんです。

中田敦彦さんのYouTube大学から
【読書術①】たくさんの本を速く読めるテクニックをまとめました。

本はWebに比べて【上質で濃密な情報】を得ることが出来ます。今回は、その濃密な情報を得る「読み方」をまとめた中田さんの動画です。

感想は『本を読む苦手意識が薄れ、読むのが好きになるだろうな』と思えました。

本を読むことに"苦手意識"がある人にはぜひ見て欲しい動画となっております。

紹介されていた本は齋藤孝先生の「大人のための読書の全技術」です。齋藤先生の本、面白いですよね。おもしろい本とおもしろい人のコラボ。おもしろいに決まってる!


本を速く読むテクニックとマインド

本には2種類の読み方があります。

①『快楽』のための読書
②『学習』のための読書

「快楽」とは、エッセイや小説など。読むことで楽しさや快感を得るために読む本です。ボクもハリーポッターシリーズは大好きで読みます。これもまさに『快楽』のための読書ですね。

今回中田さんが紹介したのは快楽ではなく『学習』のための読書になります。"学ぶため"に買った本はみんなこちら。

読もうと思って買った本。家に帰ってきた瞬間に、読みたくなくなってそのまま置きっぱになっていませんか?買って満足してしまうことってありますよね。そんなことにならないような方法をいくつか紹介致します。


目的と締切

中田さんが"最強にして最大の方法"と豪語されていた学習になるための読書法が目的と締切を作ることです。

中田さんの目的とは『動画を作ること』
締切とは『撮影のリミットがあること』
だから中田さんは本を読めるのだと言います。

一見それは「中田さんだけが出来るやり方じゃん」と思われそうですが、そうではありません。目的と締切を作ることは誰にでも出来ます。いくつか例があげられていました。

  • 感想を友人・家族に話す

  • SNSで感想を発信する

このようにして読む目的を作ると良いと言います。自分一人の力だけでやり続けるのはとても難しい。だから周りの人に協力してもらいましょう。これこそが最強で最大の方法です。


ピックアップ法

ボクが一番良いと思ったパートです。
本を読むうえでむちゃくちゃ大事な話をします。

本を「全部読まないといけない」と思ってないですか?
全部読まなくていいんですよ

どういうことか。

実は本を読むのが苦手な人が陥る罠が、読破が目的になっていると言います。違います。本は、吸収することがなによりも大事なんです。ここにマインドチェンジしていきましょう。読破が目的になってはいけません。

本を読むことが目的になってはいけない

本は作者が書いた文字の中から大事な部分を抜き取って自分の知識にすることがなにより大事です。だから全部を読む必要はなく、自分の気付きや血肉となる言葉にいかに出会えるかが大切です。

どうすれば出会えるのか?

それは、本を買ったらすぐに目次をじっくり読み込む事です
なぜ目次なのか?目次は地図です。

本を案内する地図。これを見ないと本を読んでてもどこに何があるかがわかりません。

逆に地図さえ頭に入っていれば作者が最も言いたい部分が浮かび上がってくるのだそう

そして何が言いたいのかを伝えるキーワードになりそうな言葉や情報に線を引いていきます。そのキーワードになりそうな言葉はタイトルや帯、袖にヒントが隠れています。そこからヒントを得て、大事そうな言葉に線を引いていきましょう。

ちなみに中田さんの「本を読む順番」も動画の中で触れていました。とても参考になったので書いておきます。

◼️中田さんの本を読む順番

①タイトル・帯・袖
   ↓
②目次
   ↓
③はじめに・おわりに
   ↓
④目次
   ↓
⑤重要そうな章(3.4章あたりが多い)
   ↓
⑥1.2章(重要ではなさそうな部分)

いやいや、全然違いましたね。

どうやら1.2章は“概要”が書いていることが多く、作者が本当に言いたいことが書いてあることが少ないんですって。だからそんなのは後でOK。そんなものより、作者が本当に言いたい重要な言葉を探すことのが大事。

これも中田さんが言ってたのですが、
本を読むのが苦手な人は1章から丁寧に読もうとするあまり、2章あたりで疲れて寝ちゃう。また今度読むかと考えてそのまま本を読まなくなる…。そんな人が大半らしいです。

この行為はハンバーグ弁当をもらっても周りのきんぴらやお新香・キャベツをありがたく食べるあまり、お腹いっぱいになっちゃってハンバーグを食べずに弁当を捨てているようなものだ。

例えが秀逸すぎるwww
天才ですね。

こう言われると、読んだ本が残っていないのは『本当に大事なこと』が読み取れていなかったからじゃないかと思いました。そこに辿り着くテクニックも全然なかったなあと感じますね。


理解を深める読み方

ここはさらっと。

3色ボールペンを使って"重要な行"に線を引くと理解が深まるそうです。

  • 赤:超重要

  • 青:重要

  • 緑:おもしろい

上記のように思った行に線を引きます。
そうすると後で読み返したときにスッと入ってくるそうです。また、重要なところに線を引いてあるので、それをまとめるだけでアウトプットにもなるとか。

なのでまずは本を汚すつもりで大事な箇所に線を引いていきましょう。それだけで理解が深まります。


本の苦手意識を取る

最後の本との距離をグッと近くするパートです。

本の値段

『2,000円の本、高いと思いませんか?』
『でもこう考えるといいですよ』と中田さんは言います。

それは

本は偉人の話を聞ける装置である

なるほど!!これは膝を打ちました。
しかも亡くなった人の言葉や、絶対に会えないスポーツ選手や一流経営者の社長の話も聞ける。一生聞くことのない人の言葉でも、時を経て言葉がよみがえるんです。

そして読むのを止めてもいい、何度も聞いたって良い。なんとも贅沢な使い方。そんなことができる魔法のような装置がたったの2,000円・・・これは安い。中田さんも安くて驚いていましたw

そんな魔法の装置が大量にあるのが本屋さんです。

無料で偉人達の講演会が試し読みできて、数千円で買えるのは本屋さんのおかげ。だから本屋さんへ行くハードルをグッと下げ、本屋さんへ行く頻度を上げることをオススメしていました。

また、本屋さんも何件かお気に入りを作るのがいいそうです。それは本屋さんによってオススメしている本が違うからです。

どんな本を買うかにおいても、本を開いて『おっ!』と思う瞬間が多いほどいい本みたいです。こうして本に触れる機会を増やし、読む習慣が増えると本を読むハードルが下がっていきます。


最後に

紹介していた3大禁じ手というのを最後に紹介します。やってはいけないことです。

①本をありがたがって読破する ✕
②本は汚してはならない ✕
③原本を読まないとならない ✕

③の「原本を読まないといけない」というのは、原本にこだわらなくていいよってことです。原本とは元のもの。

例えば「7つの習慣」で言うと、本が原本です。でもあれは分厚いし長い。読むのがとても大変。読もうと思ってもなかなか進まなかったりします。

「でも原作読まないとな~・・・」と原本にこだわっていつまでも読まないことがダメ。それよりマンガでも動画でもいいからまずは読む・見るほうがいいです。大事なのは内容を理解することだと思いましょう。

この動画を通して、本との距離が近付いて本を読む人が増えればいいなと思いました。また、ボクみたいに本を読んでも頭に残らない人も、この方法で要領よく理解できればいいなあと思います。

では今日はこのへんで。ありがとうございました!


最後まで読んでいただきありがとうございます!本当に感謝します!!