書評 - 世界一流エンジニアの思考法
自分が読んだ、読んできた本の中でも特に参考になった本について、自分自身での整理も兼ねて感想を残して公開していくことにしました。
今回は「世界一流エンジニアの思考法」です。
世界一流エンジニアの思考法の概要
執筆時、アメリカのマイクロソフトでシニアエンジニアとして働く作者の方が、実際に仕事をする中で感じたことを中心に、仕事の考え方や日米での違いなどをわかりやすくまとめ、解説した内容になっています。
内容も技術書ではなく、マインドセットの持ち方や情報整理の重要性、コミュニケーションなどがメインとなっています。
タイトルと作者の在籍企業からIT企業のエンジニア向けの本のように感じますが、実際にはメインターゲットのIT企業のエンジニアだけでなく、IT業界のエンジニア以外の職種以外の人にとっても読み応えがあって、何かしら仕事の参考になる情報を得られる本だと言えます。
個人的に良かったポイント
いくつかの視点から思考法について書かれている本書ですが、あくまで個人的に読み応えがあって良かったポイントを紹介します。
※詳細に書くとネタバレになるため、あくまで抽象的な表現にとどめています。興味ある方は実際に読んでいただければと思います
自己組織チームについての記述
失敗に寛容でチャレンジできる環境
気軽に聞ける環境
失敗、検証、フィードバックについての記述
書こうと思えば良い言及がなされている箇所は他にも多くありますが、あまり書きすぎると本のポイントが霞むと思い4つに絞りました。
1つ目はビジネス書などでもそこまで多く見ないテーマのように思いますが、下3つは比較的よく見るとテーマかと思います。ただ、実際の経験を元にしっかり内容が書かれていて、これまで似た記事をいくつも読んできていましたが、新鮮味があって非常に参考になりました。
簡単ではありますが、「世界一流エンジニアの思考法」を読んでの概要と個人的に良かったポイントを紹介しました。
興味がある方はぜひ一度読んでみてください。
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