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本に関する定点観測 2023.3

春がやってきましたね。
読書の春です(そんな言葉はないし、読書好きは年中本を読むのです)。
3月もあまり読めてないけど、たくさん買いました。
積読が順調に増えております。

そんな3月の読書事情をば。


ままならないから私とあなた 朝井リョウ

めっちゃタイトルがよくないですか?
中身ももちろん良かった。
ぶん殴ってきたよ、いつも通り。
さすが朝井リョウ。
これは多分また読み返す。めっちゃくちゃ良かった。


死にがいを求めて生きているの 朝井リョウ

ああ、これもタイトルがいい。
めちゃくちゃいい。
買ってから、これはシリーズものと言うか、企画物であることを知る。
螺旋プロジェクトの存在を知らなかったなんて、なんたる失態。
書いてる作家さんもめっちゃ豪華。
出たのは最初だけど、時代としては後ろから二つ目のようだけど、先に読んでいいのかな。とりあえずいったん置いてる。


少女は卒業しない 朝井リョウ

めっちゃ買うやん、朝井リョウ。

春にぴったりと聞いてすぐに読み始めました。
3月に読んで本当に良かった。
朝井リョウ、こういうのも書けるのか末恐ろしいな。
年齢が近いのもあって、心がぎゅーとなった。
そうそう、高校生ってこうだった。私もこうだった、がたくさん詰まってた。
映画化されたみたいなので見てみたいな。


村田エフェンディ滞土録 梨木香歩

再読。
新装版が出ていましたね。
家守綺譚の姉妹作品でもあるんだけど、雰囲気は全然違う。
久しぶりに読むの楽しみ。


白夜行 東野圭吾

これも再読。
ドラマを先に見て、終わってから読み始めた記憶。
めっちゃ分厚いけど、止まらなくてずっとずっと読んだ。
きっと今回もそう。
びっくりするくらい分厚いけど、東野圭吾はいつだってちびちび読むことはできない作家さんなのです。


ネコの住所録 群ようこ

本屋さんで猫特集みたいなのをやってて目についてしまった。
実は初めて読む作家さん。
今年はそういう作家さんを攻めていきたいな、と思う。
名前は知ってるけど読んだことない人を読みたい。

ちなみにこれはエッセイで、あまりエッセイから入ることはないのだけど、裏のあらすじに伝説的エッセイみたいな文言があったので楽しみ。

もう泣かない電気毛布は裏切らない 神野紗希

ジャケ買い。
正確にいうと、Twitterで流れてきて、タイトルと表紙を見てお!となって買いました。
まだ読めてないけど、タイトルもめっちゃおかしくて印象的。


去年の雪 江國香織

単行本で買うつもりが文庫本出てしまった。
装丁が好きなので、なくならないうちに単行本も買う。
江國香織さんの作品は装丁がめちゃくちゃ好み。
でも持ち運びの観点では断然文庫が良い。
ちなみに角川から江國作品が出てるのは結構珍しい気がするけど気のせい?


乙女の密告 赤染晶子

「じゃむパンの日」で大好きになった作家さん。
でも過去の作品はほぼ絶版みたいでどうしたら…と思っていたら、本屋さんに置いてあったのですぐさま確保した。
他の作品も復刊しないかなぁ。


Another side of 辻村深月 辻村深月

大好きな辻村さんのガイドブックとくれば買わないわけには行かない。
めっちゃ分厚くて大きい。愛が詰まってるんだろうなーと眺めてる。
まだ読めてない作品があるのでいつ読むのがいいのか悩んでる…
すごろくがまだ終わってないので、少なくともそれが終わってからかなぁ。


月と散文 又吉直樹

実は作品を読んだことがないんだけど、気になって手に取った。
最近エッセイから入るパターンが増えて来た。
赤染晶子さんとか、群ようこさんとか。
あまりそういうのなかったんだけど、どういうわけか。
ちなみに「ピース」のネタもあまり知らない。
(コンビ名がパッと出てこず、ぐぐった)



おわりに

3月も買うだけ買ってほぼほぼ積んでしまった。
繁忙期だったし、ストレス発散を本の爆買いでやってしまったのでしょう。

4月に入ったら少し仕事も落ち着くかなと思うので、この後は積読を減らす方向で行きたいな。数えたら今年に入ってから30冊も買ったのに、全然読めてないので、積読を減らしたい!
4月は「積読を減らそう月間」にします!
4月末の時点でどれくらい減るかなぁ〜

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