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本に関する定点観測 2023.1

年が明けました。なんなら2月になってしまいました。
今年は積読を減らしたい!
を合言葉に、でも読みたい本は読める時に読む(買う)をモットーに!
と思っていたら今月もわりと買ってしまった。しかも月末に。
絶対読みきれない量なので、自動的に積読になってしまいました。先行き不安…


花桃実桃 中島京子

お薦めしていただいたので買ってみた。
中島京子さんは3作目。じわじわ好きになってます。
これはあまり読んだことがない年代の女性が主人公。
わりと短く区切ってあって読みやすい。
主人公がわりと短気というか捻くれてて面白い。周りにいたらちょっと嫌かもしれないけど。
気楽に読めて良かったです。

風神秘抄 荻原規子

昨年勾玉シリーズを再読して、じゃあこれもと思っていたのでようやく。勾玉シリーズもこれも大きな本屋さんの児童書のコーナーに置いてあって、なかなか踏み入れられないからオンラインストアで買った。
本を買う時は紀伊國屋のオンラインストアが好き。
早く届くし、梱包もとても丁寧。
Amazonは紙の封筒にぽいって入ってるから、たまに角がよれたり、雨だとふやけてるらしいと聞いて、なるべく買わないようにしてる(って前も言ったかも。その点紀伊國屋は安心)。

たぶん一度読んだことあると思うけど、あらすじ見ても全く思い出せないからほぼ初読み。読むのが楽しみ。分厚いからいつ読むか悩む。


じゃむパンの日 赤染晶子

やたらめったとTwitterで見かけるので探してましたが、全然なくて、大きい本屋さんでようやく見つけて買いました。
平積みされていたのでやっぱり話題なのかな。
少しずつ読んだんだけど、なんだか唯一無二の味わい。読み終わるのが悲しかった。最後の交換日記は1人で笑いながら読んだ。え、おわり?もっと読みたい!!!とじたばたもした。
「乙女の密告」も読んでみたいけど、こちらは絶版なのね…復刊しないかなぁ。


ブロッコリーレボリューション 岡田利規

これは前から気になってた本。
装丁が印象的で、第35回三島由紀夫賞受賞作品というのも惹かれたポイント。
本屋さん始めの日にえいや!と買いました。
まだ読み終わってないけどなんだか不思議な短編集です。


鎌倉駅徒歩8分、空室あり 越智月子

これも気になってました。たぶん私の好きな感じかなと思ってこれまた本屋さん始めの日に買っちゃった。
表紙も可愛い。

中身はというと、なんだか花桃実桃にちょっと似てたかも。主人公の年齢とか、ちょっと卑屈?な人が出てくるところとか。
でも基本的にみんないい人で、ご飯は美味しそうだし、コーヒーの描写、鎌倉という土地の情景が目に浮かぶのが良かった。
これはもしや続くかな?
初めて読んだ作家さんでもあったのでちょっと追いかけたいな。


fishy 金原ひとみ

女3人が出てくるところは「デクリネゾン」に似てる。
女3人よく喋る。めちゃくちゃ喋る。しかも結構面倒な感じ。論破し合うところとか。話題は女子っぽいけど、ごりごりに詰めてくる。

金原さんの作品は確か、去年も年始に読んだな。
ガツンとくるのがいいのかも。年始の緩み切った心にぐわっとくる。今年はもう少し過去の作品も読んでいきたい。


喫茶トルンカ しあわせの香り 八木沢里志

これは前作が復刊されたときに買って読んで、続きも復刊して欲しいよー!と念じていたら、願いが叶いました。
本屋さんで見かけて、すぐさま手に取りました。ちょっと復習してから読もうかなぁ。


アタラクシア 金原ひとみ

fishyを読んだあと、他の人の感想を見ててこの作品の名前が出てきたので気になって買ってみた。
短期間に摂取していいのか金原ひとみ!
(褒めてる。いつもガツンと来るから)

犬も食わない 尾崎世界観 千早茜

千早さんは好きだけど、もう1人の方は全然馴染みなくてそこだけ心配だけど、少なくとも半分は面白いだろう。
あと、よく見てて読書の趣味が似てるインスタのアカウントさんが褒めてたし、きっと大丈夫。

スイートリトルライズ 江國香織

江國香織さんの未読のものを読みたくなって目についたこちらを。
これ映画かドラマになってたような気がするけどどうだろうか。と思っていたら、もう13年も前に中谷美紀さん、大森南朋さんで映画化されていました。
読み終わったら見てみようかな。

晴天の迷いクジラ 窪美澄

淀川にクジラが迷い込んでいたなぁと。
クジラって不思議な生き物だよね。
龍涎香の話、何かの本で読んだ気がするけど、それもまた不思議なことだよね。貴重な香料のもとがお腹にあるなんて。
だいぶ話が逸れたけど、窪美澄作品なので面白いでしょう。


ポエトリー・ドッグス 斉藤倫

めっちゃ気になってた!
いぬが詩をだすバーですと?!
これは夜に一つずつちびちび読んでます。なんてったってバーだから。
読み終わるのが楽しみ。


不思議カフェ NEKOMIMI 村山早紀

これは発売されるのをとても楽しみに待ってました。
しかも作者の村山早紀さんが今回のサインは可愛い!とおっしゃっていたので、どうしてもサイン本が欲しくて3店舗はしごしたのはここだけの話。
大事に読みたくてまだ表紙や背表紙を眺めてはなかなかページをめくることができていない。


終わりに

今年も相変わらずたくさん買ってたくさん読むことになりそうです。
月報というかほぼ日記みたいなnoteにも書いたけど、しばらく忙しくてあまり読めない日が続きそうですが、今年も楽しい読書ができたらいいな。

あと、今回からAmazonのリンクを貼るのやめました。
アフィリエイトリンクでは元々なかったけど、気にされる人もいるかなと最近思い始めたのと、正規価格でないこともあるし、かといって版元まで行くのも大変だし、どうしても装丁を見てほしい!というときは写真撮って載せようかな、と。
もし気になるものがあればぜひ検索したり、本屋さんに足を運んでみてください!

ではまた。

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