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詩 すべて

目の
底は火を宿し、宿し続けていく
くすぶっていて、
寝かせて

網を見つけた
漁の網。
投げたら 月の光がかかった
呆然としている
かわいそう
「月へお帰り、あそこには、っ

いつのまにか、
ほんとうにいつの間にか、
腰に巻きついた糸が
気づくはずなのに
なのに

夕焼けが主人公の物語を
読んでいた
長いこと、ずーっと。ずーっと、

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