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起業したい気持ちには訳がある!2

いま現在、サラリーマンだけど「起業したい!」「会社経営したい!」「社長になりたい!」と思っているひとには、こういう例が多いという話をしたいと思う。

なので、「今の会社勤めが何らかの理由で逃げ出したいから起業したい」と現実逃避を思っているひとは読まないでほしい。

まず、「起業したい!」と前々から思っているサラリーマン(女性も含めて)は、ほとんどが長男や長女ではなく、二男三男(二女三女)や末っ子が多い。

この場合の長男・長女は第一子の意味であり、長男でも上に姉がいる場合は、該当しない。

そして、祖父(自分から数えて3代前)や高祖父(5代前)の代で、事業を起こして借金の末、倒産した先祖を持つひとが多い。3代前5代前7代前というのがキーポイントだ。

かく言う私もそこにぴったり一致する。

私は三人姉妹の二女であり、高校卒業後すぐに、地方銀行に就職しサラリーマン生活を26年していた。仕事に不満はなく、そこそこ給料も良かったので、終身雇用で全うしようと長らく思っていた。

でも・・・

サラリーマン生活がしっくり来なかったのだ。上司にも仕事にも恵まれており、転職したい気持ちなどさらさらなかったが、ある日突然、銀行を退職する決心をし、起業したのである。

私の祖父は、船主で事業をしていたが、60代を過ぎてから200海里問題が発生し、大借金を追って倒産させてしまった。私が幼い頃は、祖父の事業が繁栄している様子を見ており、祖父の晩年は、事業に失敗し年金だけで生活していた様子も見てきた。そして、祖父は借金を残して亡くなった。

私は起業して10年以上経つが、いつも心の中に、祖父からのメッセージがあるのだ。

「自分は事業失敗したけど、孫のお前はがんばれよ💛」と。

祖父からの事業に対する魂の遺伝子が、私を起業に向けたのではないか?と今でも思っている。

「起業したい!」と強く思っているあなた。ちょっと先祖からのメッセージを聞いてみてはいかがでしょうか?   つづく・・・

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