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2019.10

 2019年11月24日文学フリマ東京に【白昼社】として出店します。
ブースナンバは【ウ43】牛さん、牛さん。

最近のこと。

10月は、

 結婚記念日と夫の誕生日と末の弟の誕生日と祖母の誕生日があり、祖父の一回忌があった。一回忌に納骨が行われたが、祖母の意向で私たちには後日その日程を報された。なんとなく残念だったが祖母の気持ちを尊重することにして、花を送るよう手配した。青い花で、青く染めてある部分と、実際に青い花があると説明されている。ネット通販は便利だと思う。送った花自体の写真を私の方のメールアドレス宛に送ってくださったところまで素敵なサーヴィスだった。祖父は私にとって世界一恰好良い男性のひとりなのでこの色が似合うと思う。私にとって身近ななかで世界一恰好良い男のひとは、父方の祖父と母方の祖父だ。

 結婚記念日は近所のモウルで、お肉のお店でちょっとご馳走なものを食べた。私はワイン、彼は麦酒。22のときに籍を入れたので、なかなか、長いあいだ良くして貰って、仲良くして貰っていて、そろそろ干支が回る。世話と手間と厄介を掛けてばかりだ、という思いと感謝しかない、これは云い過ぎかな。あまり何か尽くせたことの自信は無いけれど、今も一緒に楽しいことや可愛いことをしたい。誕生日プレゼントは彼の好きな前田健太の所属するドジャースの帽子に決めた。寸法が9種だかそれくらいあるのに驚いて、どれを買うか決めなければならなかったのと、それが彼に合うサイズか判らなくて緊張した。正直私には野球はまるで解らない。ルールも魅力も。末弟へのプレゼントはまだ先。

 その次に、年下の子に絶縁された。詳細は兎も角、私は絶縁という行為をするやり方が分からないというか、そういうことを人間が出来るということが分からない。たぶん私のような気分になるたちの方がマイノリティらしい。

作品の類似の話と読書

 それから、ブンゲイファイトクラブという催しの場外リーグ(?)の作品が『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』に酷似している、と感じた件で、tweetしたり、twitterで遣り取りをしたり、嫌味を云われたり、知人に「あらゆるSNSをブロックします」らしきことをメールされたりした。そのひとがその夜に私のnoteアカウントをフォローしたので、意味が分からなくて思わずブロックしてしまった。noteでブロックするのは初めてだろうと思う。
 ちなみにその創作作品は削除されたが、私が削除要請したわけではなく、しかし「@yuracoが消せと強請った」というように思い込んでるように見えるひともいる気がする。取り敢えず嫌味なひとの問答を済ませたあと、悪意を感じるアカウントはざくざくブロックした。夫が「IQが20以上差があると会話が成り立たないんだよ」と慰めなのか云っていた。そう云えば友人が縁を切ることは平静ではないが、見知らぬひとをブロックするのは平気だな。いや、平気とまではゆかないかも。平気ではない。
 作品を書いた方はとても誠実に返信してくださったし、私も出来るだけ心を尽くしたつもりだ。これらの本(と、美術作品をひとつ)を意識して書いた、とおっしゃったので、意識して書くことが作品に類似したと感じさせたことはさておき、素敵なチョイスだと思い、伝えた。うち2冊が既読である。確かに既読の2作には似ている。姉妹が自殺した点が似ているだけ、と思っているひとが居そうだが、その点に加え文体の手触りが似ていると思ってしまったので「オマージュですか」と問い掛けたのが始めだった。私が黙っていれば何人かに絶賛されて過ぎていった出来事だった。
 未読の本と、その作品の作者の方の本をAmazonで買った。


 TLで友人が、「ヘビトンボも良いけれどやっぱり『思春期病棟の少女たち』が好き」と述べていたが鍵アカウントなので、共有した情報は明かさない。今Amazonにある本よりも、私の持っている版の方が、映画(『ヴァージン・スーサイズ』)の画像があって可愛い。これは自慢です。

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 ブンゲイファイトクラブに関することは出来るだけ丹念にミュートしようと思った。なろう系やエブリスタみたいに、華麗にスル〜していなかった今までが悪かった。

歌集とおにぎりとインド

 歌集を2冊買った。1冊は京大短歌会の冊子やtwitterでずっと拝見していた笠木拓さんの歌集デビューなので嬉しい。

 それから、毎月買っている『短歌研究』『短歌』『歌壇』を。

 他にも本を買ったりしたのだけれどだいぶ長い記事になってしまうので、一旦ここまで。これからお弁当を作る。おにぎりを作って、「#OnigiriAction」のハッシュタグと共にtwitterにpostしている。コンヴィニエンスストアのおにぎりでも良いらしいので、これを読んで気が向いた方はtweetなどしてみてください。

 今日はにゃんしー新刊『thunderbolt』と私の復刊『zakuro,その断片』の組版をする。最近友だちになったインド人の同い年の男子が「火曜日はホリデイでガーデンにいる」と云うので喋りにゆくか迷う。入稿予定日が近いので無理かも。彼の英語は大分ブロークンで訛っていて(私だってそうなのだろうけれど)、英語でふたりで話すとときどきズレるが、楽しい。尼崎にきて初めて出来た友だちだ。彼も尼崎に来て初めて友だちが出来たと云う。日本語はほぼ話せないので知人がなかなか出来ない。休日は少なく、お金は実家へ送っているので無駄に使えない。1週間に一度しか無い休日を、そのへんの公園でぼうっと座って過ごしているので、喋りにいった方が良いかなとも思う。淋しい生活だと、ときどき云う。

 悪に生きようとは思わないし、むしろ出来るだけ善きことでありたいのだけれど、ときどき率直にしか出来ないことがあって、他人に嫌がられる。本当に率直だろうか。腹いせだったなら、醜い。しかしときどき、ケラケラ笑いながら相手の気持ちを逆立てることをしていることがある。夫は私をサイコパスだと云うが、そんなことはないんじゃないかな。しかし私の周りの自称サイコパスのひともあまりサイコパスだとは思えない。サイコとは? スノビズムは美しいひとがやらないと嬉しくないと思う。俗物は嫌いかな。
 5日ほど外出していない。熱が下がらない。

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