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母の日ギフトにおいしい時間を。

今年の母の日は、
例年のようにしょっちゅう会えないし、
一緒にお出かけもなかなかできないからこそ、
少しの旅気分とおいしい時間をプレゼント。
お取り寄せ北海道スイーツと、珈琲・紅茶のセットを贈ります。

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おすすめのペアリング6つと、番外編のおまけも。
備忘録のためにも、記録しておきます。

1)恵みの庭のカボチャパイ(恵庭商工会議所)

北海道恵庭市で生産された、かぼちゃをつかったスイーツ。
えびすのカボチャは美味しい…、かぼちゃはえびすに限る、、と幼い頃から母が言っていたのを思い出します。(母のパンプキンパイや、かぼちゃの煮物はいつもえびす!)
調べてみると、「えびすかぼちゃ」は1964年に京都で生まれた西洋南瓜の一種だけど、恵庭市は、北海道で最初にえびすカボチャの栽培に取り組んだ歴史的な産地とのこと。
このお菓子は、恵庭商工会議所と、北海道のパティシエがコラボレーションして作られたもの。しっかり濃い深い緑の厚い皮に覆われ、内側ぎっちりどっしりなえびすかぼちゃの恵みを感じられる、恵庭のおいしいお菓子です。
参照:恵庭商工会議所さんのページ

■オススメペアリング:
ニカラグア珈琲
参照:ニカラグア ジャバ・ボスケ農園

■ペアリングコメント:
ほのかに塩味を感じる軽やか~なパイ生地で包まれた、優しい自然な甘さのえびすのカボチャ餡。重たくないのに満足感を十分に感じるスイーツと、さっときれるやさしい酸味と苦味が絶妙なバランスのニカラグア珈琲が、非常に合います。

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2)雪鶴(もりもと)

もうこれなしには、北海道スイーツを語れない!と言っては過言ではない、と思っている千歳のお菓子屋さん、もりもとさんの「雪鶴」。初めていただいたときに、バターの濃厚なのにさっと口どけがよく、その塩味と甘さのバランスに感動したことを忘れられません。
よく似たお菓子をいろいろな所で見かけるけれど、私にとってはこのサクッとした外側の食感と、甘さと塩のバランスが、、いちばんの好み。冷蔵庫で冷やしていただくのもまた◎
でも暑くなりすぎないこの時期は、内側のクリームがとろけ過ぎないので、常温でいただくのがいちばんおススメです。
少しため息がつけるくらいの時間をつくって、向き合いたいのが雪鶴。外側の食感、内側の滑らかな味わいを、存分に味わい、ふーっとぜーんぶ抜いてから、新しい新鮮な空気を取り込んで、きれいな次の一歩を踏み出せる勇気をくれる、特別なスイーツです。
爽やか北海道果実ハスカップの味のものもぜひ。
参照:もりもとさんの公式ページ

■オススメペアリング:
アッサム セカンドフラッシュ

■ペアリングコメント:
オーソドックスな“ばたーくりーむ”の雪鶴は、正直なところ緑茶やダージリンも合うにきまっているのですが、ぽってり甘いアロマのアッサム・セカンドフラッシュと合わせていただくと、もうたまりません。

くどくなく、シンプルなおいしさ、素材のおいしさの「雪鶴」に、ぽってりグラマラスな蜜系アッサムを合わせると…、豊かに重なり合い膨らみあい、少し濃厚な幸せが宇宙に広がります♪

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3)き花(壺屋総本店)

北海道に住むおばが飛行機に乗る前に持たせてくれたのが出会いのきっかけ。嬉しいスイーツ。その食感と、ひろがるアーモンドの風味に豊かさを感じる魅力的な旭川銘菓。カリっとローストされたアーモンドのガレットに、チョコレートの甘さが内側から満ちて、交わる印象。霧華(空気中の水分が凍って太陽にキラキラ光るダイアモンドダストをある詩の中でそう詠んだ)から名前の由来をうけるお菓子。出会ってから数年、すっかりロングセラーになっている、美しい北海道のお菓子です。きしきしと新雪のつもる道を歩きながら見つけたかわいらしいエゾリスを見つけたようなキラキラした瞬間の澄んだイメージで、どうぞ 。 

参照:壺屋総本店さんの公式ページ

■オススメペアリング:
ディンブラ

■ペアリングコメント:
なめらかおいしいホワイトチョコレートを、ローストされた香ばしいアーモンドの風味が濃く、濃く広がる甘いガレットで重ねた「き花」に合わせるのは、しっかり華やか系のセイロンティー、ディンブラ。

華やかなバラのような風味が、甘香ばしいガレットと交わると、口の中の甘さがふわりと厚みを増してグラマラスにおいしい時間を楽しめます。しっかりとしたポリフェノール感が、後味をまとめてくれるから、次の一口一口も、しっかり楽しめます。

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4)蔵生 ミルク生チョコ(ザ・さんくろうど)

初めて食べた時に新しいスイーツに出会ったと思ったこのお菓子。読み方は、「くらなま」。旭川のお菓子、カテゴリは生サブレ。ぬれ煎餅の洋菓子版と言ったら少し違うかもしれないけれど、同じように常識を覆してくれる、圧倒的に柔らかいサブレです。薄くてしっとり焼きあがっている北海道産の小麦とビートを使用した生サブレの中には、甘いしっとり生チョコが。しっとり、そして十分に生チョコを楽しめるゆるめのお菓子。しっかりとした満足感のあるスイーツで、幸せ気分に♪
参照:ロバ菓子司公式ページ

■オススメペアリング:
ヌワラエリア

■ペアリングコメント:
しっとり生チョコを包んだやわらかいサブレが濃厚においしい洋菓子に、軽やかさっぱり旨渋系のセイロンティーを合わせます。高地でゆっくり育った茶葉の繊細な甘みと、ほのかな渋みがすっきりと軽やかに食べたあとに落ち着かせてくれます。しっとりとした食感と、口に残るチョコレートとバターのおいしい甘さに、優しい渋さがふんわりと交わり合う。鼻の奥の方に残るふわり緑の印象が心地よい…。

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5)北海道金時いもサブレ(わかさいも本舗)

今回初めていただいたお菓子。わかさいもで有名な、わかさいも本舗さんの金時いものお菓子です。ずーっとわかさいもが、お芋さんのお菓子だと思っていた私は、それがお豆と昆布から出来ていて、「サツマイモのとれない土地で、焼きいもを作りたい」そんな思いでつくられたものだと知った時の衝撃は、忘れられないものでした。よく父も好んで食べていた北海道のお菓子。今回は本当にお芋さん、千歳金時芋をつかってつくった、素材のおいしさを活かしてつくったサブレとのこと。(ちょっと、疑いました(笑))
太陽をいっぱい浴びてそだった自信満々の紅色の衣をまとったお芋さんを想像していただきます。想像を超える金時のお芋感しっかり。見た目にもおいしいお芋サブレです。
参照:わかさいも本舗公式ショップページ

■オススメペアリング:
ケニアミルクティー

■ペアリングコメント:
千歳金時芋の満足感のある甘さと自然なやさしい酸味をほのかに感じるサブレに、いい意味でクセがないさっぱり飲み心地の良いケニアのミルクティーを合わせていただきます。ミルクがサブレと紅茶を取り持ってくれて風味が広がり味わいが豊かに。涼しい北海道の夏の太陽と、暑いケニアの太陽を浴びて育った自然の恵み同士が出会い、それが豊かなティータイムに誘ってくれるなんて不思議なおいしい経験です。さぁ、夏もそこまできてますね!

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6)北海道昆布おかき(YOSHIMI)

北海道の海で育った道産の昆布の旨味、ミネラルをきっと感じられるはず。そんな気がして購入してみたこのおかき。食感と、シンプルな塩味なのに豊かな旨味を隠し切れない味わいが次に、次にと手を伸ばさせてしまう。お米の自然な甘さと、昆布の旨味が想像以上で、手を止めるのが難しい。

寛ぎながら過ごす時間のお供に、旨味を存分に感じながらいただきたい日本人のおかき。
参照:YOSHIMIさんの公式ページ

■オススメペアリング:
正山小種(中国紅茶)

■ペアリングコメント:
旨味のおかきと合うお茶、王道の日本茶(煎茶や、焙じ茶)もいいけど、今回は中国の紅茶と合わせます。いちばん最初に作られた紅茶として知られ、英国で評価の高いラプサンスーチョンの、その特徴的な燻製香がついていないもの。無燻香の正山小種。蘭のような蜜の香りと長く残る甘い風味が印象的な紅茶。昆布おかきの旨味と渋みに、この甘い香りが絡まると、口の中に残る旨味に自然な甘みがほんの少しかすかに重なり、鼻の奥に残る甘い香りが思いがけない相性の良さを感じさせます。あれ?合う!そんなおいしさを感じてほしい。

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番外編)六花のつゆミニ缶(六花亭)

以前から気になっていて初めて取り寄せてみた可愛らしい小さなお菓子。

ボンボンの詰め合わせ。ワイン、ブランデー、うめ酒、ペパーミント、コアントロー、ハスカップをそれぞれ小さな美しい玉状の薄いお砂糖の膜で包んでいるもの。ハスカップ、、うーん気になる。とずっと思っていたので新しい嬉しい出会い。お気に入りの一粒を見つけてみてください♪
参照:六花亭さんの公式ページ


いままでも、これからも変わらない、
大切なお母さんに、
感謝の気持ちをこめて、おいしい時間をお届けします。

Have a happy lovely teatime!!

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