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中国茶、飲み比べ(Tea tasting#005)

今回は黒茶2種と青茶(烏龍茶)をいただきます。


黒茶はもともとは中国からチベットの方へお茶を輸送するためのお茶として作られていたもので、特にシーサンパンナ(西双版納)で作られたものを、なじみ深い名前のプーアル茶と呼びます。

つい、黒茶=プーアル茶と思ってしまいそうですが、

プーアル茶は、一部であるという感じです。

黒茶は、お茶に興味を持ちだして、

初めにいただいたときは、あれ?好きになれるのかしらと思うカテゴリのお茶でしたが、

今では、あー黒茶が飲みたい。。と思う時があるくらい、

体が求めるお茶になりました。

(特に、胃腸が疲れたときにいただきたくなります)


熟成されたお茶を楽しめるようになるには少し時間がかかるかも、といった印象もあり、

製法含め、奥が深すぎてまだまだ勉強が必要ですが、

色々な種類をいただきながら、より深堀していきたいなと思う魅力的なお茶のカテゴリです。

さて、さっそく。

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(左から順に)


1.大茶頭2019 黒茶-熟茶

ごろっと固まった黄土色の茶葉からは、佃煮(といっていいものか)のようなにおいが。

茶葉を温めてる時から水色に滲み出る濃い紫茶色のエキスが強さを感じる。水色は透明な濃い茶色に落ち着く。

数回淹れたくらいでは茶葉は開かないくらい塊で、古い山小屋のような湿っぽい匂いが独特。

香りのわりに味覚は強烈というよりまろやかか。コクのある温かさが感じられる。

2.无量山古樹生茶2015 黒茶-生茶 中国雲南省産

緑がかった茶色の茶葉。微生物発酵のためか艶は見られない様子。

淹れると透明な綺麗な、茶がかった金色に。

これが、プーアル茶なのかと疑いたくなるほどの明るめの水色で、

華やかな甘い香りが印象的です。

茶殻はカーキー色で、しっかりよられたあとが。若い竹のような感じとプルーンや干し葡萄のような甘い香りも強い。

探すと見つかるくらいの、仄かな苦味もアクセント。

3.鉄観音 中焙煎 青茶 中国福建省産

ゆるくよられた濃い緑の茶葉からも甘い香りが。

茶殻からは熟れた黄桃のような、また蘭や金木犀を思わせるような甘さのある香り。

水色は薄い金色で透明感と明るさがある。

杏のような風味の奥に柑橘の甘酸っぱさと、また違う蜂蜜のような蜜感が複雑に絡まり合う。

やわらかい味わいで鼻の奥の方に長く華やかな香りが楽しめる。

(鉄観音は、やっぱり中煎りが好きだな。)

中国茶を楽しむ時間、

カテゴリから創造する印象をあっさり超えられて、

驚いたり、嬉しかったり。

中国茶はまだまだ出会いがたくさんありそうです。


Have a happy lovely tea time!!

|記事:2021年4月19日

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