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娘と会社が2歳になりました



2019年5月31日に娘が2歳になった。

子供の誕生日を迎えたときの気持ちは、
「え、もうそんな歳!?早くない!!?」
これはグローバルスタンダートな自信がある。

つい最近お腹から出たばかりなのに、いつの間にか立ち上がり、大人と同じものを食べ、今では絶賛イヤイヤ期。知恵のある人間にどんどん進化していく。

この前は、娘が朝ごはんを食べている傍で、旦那が急いで着替えながらバナナを立ってモシャモシャしていると、
「パパ、お座りトンして食べて!」とすごく真っ当な指摘をし、旦那も「あ、はい、すいません・・・」と恐縮。
今朝もマッハでお着替えしようとすると「お水飲んでからにして!」と怒られた…

どんどん聡明で自己主張のしっかりした少女になっていく娘。私が思っている以上に何百倍の親のことを見ているし、周りのことを見ているんだろうな。
ものすごいスピードで勝手に成長する娘氏に、私ができることは、「一人の人間として向き合う」ことと「心から愛する」ということしかないのかもしれない。

一方で、会社も設立から2年がたった。
とはいっても、1年半はフリーランスとほぼの働き方、去年の11月ごろから本格的に事業を準備し進めてきた。進めている事業は『子どもが楽しめるエンタメ知育動画』。
この半年間、「モック作り→ユーザーテスト→フォーマット作り→量産体制構築」 を、黙々と進めていました。黙々としすぎて、1日に誰とも話さない会わない日なんでザラにある。

しかしなかなか上手くいかない。自分の中で腑にも落ちていない。視野が狭くなっているのか、集中しているのかわからなくなる。

そんな状態の時は特に、弱音や心の弱さを開示するのって難しい。
自分への肯定感もなくなるし、かっこ悪い自分に嫌気がさす。一緒に作ってくれているメンバーには格好つける。
エラーばかり起きているようで、先の不安も増す。
ループにはまっているような感覚がずっと続いていた。

そんな中、ふと旦那に、「これどう思う?」という些細なことを発端に、
ぽつらぽつら自分の中の不安を話した。旦那は一旦聞き、諸々アドバイスや、私の能力を客観的に話してくれた。

夫「確かに上手くいってないかもしれないけど、もがきながら本当に行動する人ってそもそも少ない。過程を自己完結するんじゃなくて、悩みも本音も循環したほうが、誰かの勇気や力になるんじゃない?」

なるほど。そんな考え方があるのか。ちょっとやってみようかな。
そんな思いでこのnoteをビクビクしながら書いている。

この言葉以来、周囲の関係者に、不安や心の底の懸念をしっかりどっぷり話すことができた。

以前のnoteに、「かっこいいお母さんになりたい」と書いた。
すまん娘、全然かっこいい母ちゃんじゃなくて、私は、たかが半年でヒィヒぃいってる弱い母ちゃんだったよ。
でも子どもが大きくなって、「なんや、母ちゃん色々あったんやな。おもろいな。」と笑ってくれたら嬉しいな。

もう開き直って、ともすればすぐ吹き飛ぶ小さな挑戦の紆余曲折を、できるだけ赤裸々に綴っていこうかな。

娘の3年目、お母さん3年目、会社の3年目。格好悪くてもバットだけは降り続けよう。娘の寝顔をじっと見つめて思う娘誕生日の夜でした。



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