「当事者」であること(4)「当事者でない」こととジェンダー
「当事者でない」からこそみえてくるもの、言えることがある。
”ジェンダーの当事者”は誰か。
そんなことを前回までに書きました。
私は、いままで自分が ”ジェンダーの当事者である” とは思っていませんでした。
そして、いまは、自分が ”ジェンダーの当事者である” と思っているし、「全員」が ”ジェンダーの当事者である”のではないかと思っているし、でも実際にはそうなっていないことに苦しさのようなものを感じています。
(過去の私にまさに起こっていたように、)”ジェンダーの当事者でない” と思えることが何によって起こっているのか、
(過去の私がもしかしたらみえていたのかもしれない、)”ジェンダーの当事者でない" と思うひとにみえているものを、
少しずつ描き出す作業をしていきたいと考えています。
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