パリの中華屋の娘のおはなしの続き
私は日本にいた時は中華料理はそこまで馴染みがなく、通っていた学校がフランス料理だったこともあり勉強も兼ねてと思い良くフレンチに行っていた。こちらに来てからは視野が多少広がり、あらゆる国の料理に興味を持つようになった。その中で再発見をしたのが、私は中華料理が大好き、ということ。ただ大抵のパリの中華はMSG(化学調味料)が強すぎて途中で頭が痛くなってしまう。中華食材にはありとあらゆる、いわゆる「旨味」を出せる食材が豊富にあるのになぜあんなに使ってしまうのだろう。別にアンチというわ