day6 収納する

整理が一通り終わったら、次はいよいよ「収納する」という作業を行っていきます。

厳選したモノたちは、収納に関して逐一分析をしながら一つ一つ納め場所を決めていきます。


●どこで使うのか?

→使う場所の近くにしまいましょう。


●なんのために使うのか?

→使う用途を改めて考えてみましょう。


●しまうまでの動作(アクション数)は何工程必要か?

→アクション数が低いほどしまいやすいです。


●しまう高さは適正か?

→人には、

「中(立ったまましまえる場所)>下(しゃがんでしまう場所)>上(背伸びしたり踏み台を使ってしまう場所)」

という順でしまいやすい高さがあります。


●どういう収納が好きなのか?

→扉の中もきれいにしたいですか?ざっくりでよいですか?出して飾るのが好きですか?隠したいですか?自分の心地よい収納でいいのです。


●自分のタイプはマメなのか?ズボラなのか?

→自分のタイプにあった、自分らしい収納を見つけましょう。


こんな風に、いろんな方面から考えてあげるのです♩


例えば、朝起きて支度をする時に、どこで何をするのか?ということを考えた場合、洗面所でお化粧する方は洗面所にお化粧品があったほうがもちろん使いやすいはずです。

洗面所にお化粧品は置いてあるけど、いつもリビングのテーブルでお化粧をするという方は、毎回洗面所からお化粧品を持ってくるという動作が増えますし、また戻すのにも動作が必要になります。戻す動作を怠れば、必然とテーブルにお化粧品が散乱し、気がつけばモノが溜まっているという状態に陥ってしまうのです。


人は、使う時にモノを持ってくることは簡単にやってのけます。それは、使う目的があり、その為の手段として必要なために持ってくるという動作自体のハードルが低いからです。しかし、使い終わったあと、目的を果たしたことに満足してしまい、今度はしまうという動作自体のハードルが、ぐんっと上がってしまいます。そうして、使い終わったのにしまわないモノがどんどんと溜まってしまい、散らかっていくのです。

そうならないためにも重要なのが「しまいやすく、使いやすい」かどうかです。使いやすいよりもしまいやすいを優先して考えてあげると、しまうというハードルが下がるので、散らかりづらいシステムができていきます。

また、収納場所が決まったら、ぜひ「ラベリング」をしてみてください。

どこに何がしまってあるか?ということを一目でわかりやすくします。また一緒に暮らしている人たちにも共有することによって、誰かに「どこにあるの?」と聞かなくても済むので、お互いに暮らしやすいというメリットもありますよ♩

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