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上司に「優秀な人を採用して欲しい」と言われたのでnotionAIを使って「優秀」について分解してみた

おはようございます。
人事採用歴6ヶ月のゆるみなです。

昨年の秋くらいに代表の溝口から、「ゆるみなさん、人事向いてそうだから採用やってみない?」と指令が出され未経験ながらも新しいことに挑戦できる高揚感が勝り二つ返事で採用担当になりました。

採用担当者の業務についてはぶっちゃけ最初はよくわかっていなくて面接に来た人と対話をして、相手のスキルや能力、人間性をみて合否を伝えるというくらいのことだと思っていました。

しかし、想像以上に戦略的に動かないと結果には繋がらないし、やることもたくさんあるので業務の優先度もつけられないということをこの半年で嫌というほど痛感しています。

自分の実力不足に日々、苦悩しながらも、取り柄である切り替えの速さでなんとか軌道修正していこうと必死で目の前の実務に取り組んでいます。

今週の週次定例で代表から「優秀な人にどのくらいアプローチできているか」という問いを与えられたのですが、自信を持って割合を答えられなかったため「優秀な人とは?」を分解して、優秀度を判断する基準や方法について改めて自分の思考を整理しようと思います。

今回も壁打ち相手としてnotionAIを活用したいと思います。


まずは、そもそも企業が人を採用する目的について整理します。

企業が人を採用する目的は?

企業が人を採用する目的は、主に以下の通りです。

1.企業の業務を遂行するための人材を確保すること。
企業には様々な業務があり、それらを遂行するためには適切な人材が必要です。例えば、営業職にはコミュニケーション能力が必要であり、開発職には技術力が必要です。そのため、企業は業務に必要なスキルや能力を持つ人材を採用することで、業務遂行のための人材を確保します。

2.企業の成長や発展を支援すること。
企業が成長や発展するためには、適切な人材が必要です。例えば、新しいビジネスモデルを構築するためにはアイデアを出し、実現する能力が必要です。そのため、企業は将来的な成長や発展のために、新しいアイデアを持つ人材を採用することがあります。

3.企業の目的やビジョンに共感してくれる人材を獲得すること。
企業は自身の目的やビジョンを達成するために活動しています。そのため、企業には自身の目的やビジョンに共感してくれる人材が必要です。例えば、社会的な課題を解決することを目的とする企業には、社会的な責任感を持つ人材が必要です。そのため、企業は自身の目的やビジョンに共感してくれる人材を採用することで、組織の方向性を固めます。

4.企業文化に適合する人材を採用し、組織全体のモチベーションを高めること。
企業はそれぞれ独自の文化を持っています。そのため、企業が採用する人材は、企業文化に適合することが求められます。例えば、若手社員が自由な発想でアイデアを出し、意見を交換することができる企業では、コミュニケーション能力やチームワークが求められます。そのため、企業は自身の文化に適合する人材を採用することで、組織全体のモチベーションを高めます。
以上が、企業が人を採用する主な目的です。

notionAI

4つの目的をまとめると、企業が求めるスキルや能力を持ち、新しいアイディアを生み出すことができて、ビジョンやカルチャーに共感してくれる人物を見つけることが採用になります。

では、「優秀な人材」というのはどういった要素を備えているのでしょうか。

上司から「優秀な人を採用してほしい」と言われました。「優秀な人」というのはどのような要素を持った人ですか。

「優秀な人」という言葉には、様々な要素が含まれることがあります。以下は、「優秀な人」に求められる要素の例です。実績: 過去の実績や成果がある人材

スキル: 必要なスキルを持っている人材
ポテンシャル: 将来的な成長や発展が期待できる人材
コミュニケーション能力: 他者とのコミュニケーションが円滑に行える人材
リーダーシップ: チームを引っ張っていけるリーダーシップを持った人材
意欲: 積極的に仕事に取り組む意欲がある人材

などが挙げられます。上司が求めている「優秀な人」には、どのような要素が含まれるのか、より具体的に聞いてみることが必要です。

上記が優秀な人に求められる要素だと仮定した場合、要素ごとにどのような判断基準を設けるのが適切でしょうか。

以下は、優秀な人に求められる要素とその判断基準の例です。

・実績: 過去の実績や成果がある人材
達成した実績のレベルや、それにどの程度貢献したかを評価する
・スキル: 必要なスキルを持っている人材
業務に必要なスキルをどの程度持っているかを評価する
・ポテンシャル: 将来的な成長や発展が期待できる人材
今後の成長に必要な素養や意欲を持っているかを評価する
・コミュニケーション能力: 他者とのコミュニケーションが円滑に行える人材
コミュニケーションのスタイルや、他者との対応力を評価する
・リーダーシップ: チームを引っ張っていけるリーダーシップを持った人材
チームを引っ張る力や、フォロワーからの信頼度を評価する
・意欲: 積極的に仕事に取り組む意欲がある人材
業務に対する取り組み方や、自ら進んで仕事をする姿勢を評価する

判断基準は、求める要素によって異なります。企業や上司が求める「優秀な人」に合わせて、判断基準を設ける必要があります。

優秀な人の判断基準について、カジュアル面談を通して判断する場合に適切な問いについて教えてください

優秀な人材を採用するためには、求める要素を明確にして、それに基づいた判断基準を設けることが重要です。優秀な人材には、過去の実績や成果があること、必要なスキルを持っていること、将来的な成長や発展が期待できること、他者とのコミュニケーションが円滑に行えること、チームを引っ張っていけるリーダーシップを持っていること、積極的に仕事に取り組む意欲があることなどが挙げられます。
カジュアル面談での優秀な人材の判断基準は、これらの要素を踏まえた上で、以下のような問いを与えると良いでしょう。
・過去の仕事やプロジェクトで、どのような成果を出しましたか?実績はどの程度あるのか?
・今後、どのような成長や発展を目指していますか?将来のビジョンはどのように描いているのか?
・チームで仕事をする際に、どのようなコミュニケーションスタイルを取りますか?他者とのコミュニケーションは円滑に行えるのか?
・チームを引っ張っていくリーダーシップを持っていますか?リーダーシップを発揮できるのか?
・仕事に対してどのような意欲を持っていますか?積極的に業務に取り組めるのか?

上記の問いに対して優秀な人の回答を具体的に教えてください

カジュアル面談での優秀な人材の判断基準の例を以下に示します。

質問: 過去の仕事やプロジェクトで、どのような成果を出しましたか?実績はどの程度あるのか?
回答例1: 前職では売上を前年比30%増にしたことがあります。また、自分のアイデアを活かしたプロジェクトで、チーム内で最高の成果を出したことがあります。
回答例2: 前職では新規事業を立ち上げ、2年間で累計1000万円の売上を達成しました。

質問: 今後、どのような成長や発展を目指していますか?将来のビジョンはどのように描いているのか?
回答例1: AIや機械学習に興味があり、今後はそれらの分野でのスキルアップを目指しています。将来的には、自分が開発したAI製品が世界中で使われるようになることを目指しています。
回答例2: 自分のスキルセットを拡大し、現在の業務にとどまらず、マーケティングやプロダクトデザインなど、幅広い業務に取り組めるようになりたいと考えています。将来的には、自分が立ち上げた新しい事業が成功することを目指しています。

質問: チームで仕事をする際に、どのようなコミュニケーションスタイルを取りますか?他者とのコミュニケーションは円滑に行えるのか?
回答例1: チーム全体で目標を共有し、各自が自分の役割を把握することが大切だと考えています。また、他のメンバーに対しては、積極的に声をかけ、意見を聞くようにしています。
回答例2: コミュニケーションには、正直さや率直さが求められると考えています。自分自身も、他のメンバーに対して率直な意見を言えるようにしています。また、他のメンバーの意見を尊重し、共感することも大切だと思っています。

質問: チームを引っ張っていくリーダーシップを持っていますか?リーダーシップを発揮できるのか?
回答例1: チームが目標を達成するためには、リーダーシップが必要だと考えています。自分自身も、メンバーのモチベーションを上げ、目標に向けてチーム全体を引っ張っていくことができると自負しています。
回答例2: リーダーシップには、チームメンバーを信頼し、それぞれの能力を引き出すことが重要だと考えています。自分自身も、メンバーの意見を尊重し、それに基づいてチーム全体を取りまとめることができると思っています。

質問: 仕事に対してどのような意欲を持っていますか?積極的に業務に取り組めるのか?
回答例1: 自分がやるべきことを明確にし、課題に対して積極的に取り組むようにしています。また、自分自身が成長することで、チームや企業全体の成長につながると考えています。
回答例2: 業務に対しては、常に前向きな姿勢で取り組んでいます。自分自身が成果を出し、チームや企業全体の発展に貢献したいと思っています。

以上が、カジュアル面談での優秀な人材の判断基準と回答例です。ただし、優秀な人材の判断はあくまでも一面的なものであり、他の判断基準や面接などでの判断と組み合わせて総合的に判断することが望ましいです。

優秀な人の特徴について、論文をもとに教えてください。

優秀な人材について、論文「High Potential: Identifying, Developing, and Retaining Your Best People」(Harvard Business Press)では、以下のような特徴が挙げられています。

1.賢明な判断力: 情報を適切に収集し、複雑な問題を分析する能力がある。
2.創造性: 新しいアイデアを生み出し、問題に対する創造的な解決策を提案する能力がある。
3.適応性: 変化に対して柔軟に対応し、新しい状況に適応する能力がある。
4.コミュニケーション能力: 他者とのコミュニケーションが円滑に行える能力がある。
5.リーダーシップ: チームを引っ張っていけるリーダーシップを持っている。
6.成果志向: 目標を達成するために必要な努力を惜しまず、成果を追求する姿勢がある。

また、同論文では、優秀な人材を発見し、育成するためには以下のようなアプローチが重要であるとされています。
1.パフォーマンスの測定: 成果を出し、将来的な成長や発展が期待できる人材を見つけるために、パフォーマンスの測定が必要である。
2.フィードバックの提供: 改善点や課題を指摘し、成長の機会を提供することが、優秀な人材の育成につながる。
3.成長機会の提供: 新しいプロジェクトや役割を与え、成長の機会を提供することが、優秀な人材を育成し、組織に留まらせるためには必要である。
4.組織文化の整備: 優秀な人材を引き留めるためには、組織文化を整備することが重要である。組織文化が良好であれば、優秀な人材は組織に留まりやすくなる。

以上が、論文「High Potential: Identifying, Developing, and Retaining Your Best People」での優秀な人材の特徴と育成方法です。優秀な人材を採用し、育成するためには、パフォーマンスの測定やフィードバックの提供、成長機会の提供、組織文化の整備が必要であるとされています。また、優秀な人材の特徴としては、賢明な判断力、創造性、適応性、コミュニケーション能力、リーダーシップ、成果志向が挙げられています。

他の論文を用いて、優秀な人の観点を教えてください。

優秀な人材について、論文「Good to Great: Why Some Companies Make the Leap...and Others Don't」(Jim Collins)では、以下のような特徴が挙げられています。

1.謙虚さ: 自己中心的な考え方をせず、他の人や組織に貢献することを重視する。
2.厳格さ: 厳格な自己管理を行い、自分自身に高い基準を設けることで、組織に貢献することを目指す。
3.熱意: 自分自身に熱意を持ち、目標達成に向けて全力を尽くす。
4.成果志向: 成果を追求し、自分自身や組織にとって最適な結果を生み出すことを目指す。
5.誠実さ: 誠実であり、自分自身や組織に対して正直であることを重視する

また、同論文では、優秀な人材を採用するためには、以下のようなアプローチが重要であるとされています。

1.キャリアパスの明確化: 優秀な人材が将来的にどのようなキャリアを歩むことができるかを明確にし、その目標に向けて育成することが必要である。

2.選抜プロセスの改善: 選抜プロセスを改善し、優秀な人材を採用しやすい環境を整備することが必要である。

3.トレーニングと育成の提供: 優秀な人材を育成するために、トレーニングや育成プログラムを提供することが必要である。

4.組織文化の整備: 優秀な人材を引き留めるためには、組織文化を整備することが重要である。組織文化が良好であれば、優秀な人材は組織に留まりやすくなる。

以上が、論文「Good to Great: Why Some Companies Make the Leap...and Others Don't」での優秀な人材の特徴と採用方法です。優秀な人材を採用するためには、キャリアパスの明確化や選抜プロセスの改善、トレーニングと育成の提供、組織文化の整備が必要だとされています。また、優秀な人材の特徴としては、謙虚さ、厳格さ、熱意、成果志向、誠実さが挙げられています。

これまでの話を要約してください

このドキュメントは、企業が人を採用する目的や、優秀な人材の判断基準、育成方法について述べています。優秀な人材には、賢明な判断力、創造性、適応性、コミュニケーション能力、リーダーシップ、成果志向が挙げられています。また、優秀な人材を採用するためには、キャリアパスの明確化や選抜プロセスの改善、トレーニングと育成の提供、組織文化の整備が必要だとされています。


スタートアップでは抽象度の高い問いを与えられることが多いので、共通言語をつくりトップとの基準をあわせることが大事だと感じます。

「これが正解」という答えはないので、手探りの中でより経営陣や現場が求める人を解像度高く言語化することが重要なのではないでしょうか。

最後まで読んでくれてありがとうございます!

優秀な人の要素や判断基準について議論したい方がいたらぜひカジュアルに話しましょう。


https://twitter.com/yurumina0411/status/1641789080773226497?s=46&t=8DR2CofWgeFfDuDMRlrPTw




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