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2021秋のお茶【無花果びより】3.材料紹介編:無花果&無花果の葉

前々回前回と「無花果びより」についてのストーリーをご紹介してきましたが、今回は具体的な材料と配合についてのご紹介です。

さて、おもや農園の無花果&無花果の葉を使うということは決定しておりますが、その他のブレンドは何も決まっていません👀
どんな味が合うかな?
秋に似合う材料はどんなものかな?

今回は、ブレンダー初挑戦の おりやん を中心に、全員で相談を進めます♪
そうして決定したブレンドの材料は、次のとおりです🙌
1.無花果の実(ドライフルーツ)
2.無花果の葉
3.豆入り番茶
4.枇杷の葉
5.カレンデュラ

まずはこちらの二つをご紹介していきますね👐
1.無花果の実
2.無花果の葉

どちらも生薬として使われます。
(秋に熟した果実を天日で乾燥させたものを「無花果(むかか)」と呼びます。また、真夏に葉を採取し、水洗いしてから天日で乾燥させたものを「無花果葉(むかかよう)」と呼びます。)

無花果はシリアやギリシャなどにおいて、紀元前から栽培が始まったといわれています(歴史が古いですね)。
そしてヨーロッパ、ペルシャ、中国へと広がっていきました。日本には江戸時代ごろに伝わったと言われます☝️
当初は薬用として栽培されていました。
しかし、生産量が増えるにつれて食用としても親しまれるようになりました。昔の日本の庭先にはどの家庭でもいちじくの木を1~2本は育てており、季節を楽しめる果物として、とても身近な存在でした💕

「いちじく」という名前の由来はいくつかあります。
まず、中国の名前である「映日果(エイジツカ)」がなまって「いちじく」と呼ばれるようになったという説があります。
つぎに、熟すペースが一日に一つということから「一熟」となり、「いちじく」と呼ぶようになったという説もあります。
また、外観からは花が見えずそのまま実がなることより、漢字で「無花果」とも記されているようです✏️

ところで、普通に私たちが食べている無花果の実は、果実のように見えますが、じつは花が集まった袋(雌花の花のう)のことで、花のうの内面は肥厚して甘く美味になります。
無花果の実を割ると小さな粒々がぎっしりとつまっています。
この粒々が花のかたまりです。

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果実は栄養豊富で、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、などなど、女性にうれしい栄養素もたくさん含まれます。
その栄養の多さから「不老長寿の果物」と呼ばれることもあるとか!


今回、お茶に使用する無花果の実、無花果の葉は、おもや農園で大切に育てられた「自然栽培※」のもの!
(※おもや農園の自然栽培は、「無農薬&無肥料&無除草剤」によるもの。自然栽培についての詳しい記事はこちらをチェック!)

無花果の実は収穫後、櫛切りにして乾燥させたドライフルーツを使用します。
乾燥後は一口サイズに縮むので食べやすくなります💕
お茶請けには櫛切りの一口サイズのものを使用し、
お茶のブレンドにはさらに細かく刻んだものを使用しています。
(今回は、ブレンド茶&お茶請けの2点セットでの販売です♪)

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私はこれまで、ドライ無花果は海外産(市販はトルコ産が多いですね)のものしか食べたことがなかったのですが、おもやのドライ無花果を初めて食べたときは、その風味の良さに驚きました。
香りがとっても繊細で、だけど力強い風味が感じられて、
もう一つ、もう一つ、、、とあっという間に食べ終わってしまったほどです☺️

無花果の葉も、収穫後に職員たちが一枚一枚綺麗に拭き、乾燥をかけます。
その後、砕いて焙煎したものを茶葉として使用します🍀

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無花果の葉は体を温め、そのことによって体の巡りを整えてくれると言われます。
また、インド発祥のアーユルヴェーダでは、肝臓の治療に無花果の葉を用いることもあるそうです。
カテキンやカフェインを含まないので、いつでも、どなたでも安心ですね。

無花果の実と無花果の葉にお湯を注ぐと、あま~い香りが部屋いっぱいに広がります🍵
飲んでみると、体のこわばりや頑張りすぎている心をふっと解いてくれるような、優しい味わいです。
葉をたくさん入れると苦みが増すので、配合量を調節し、苦みは少なく&しっかり香りを感じていただけるように仕上げました!
小さく刻んだ実がそのまま入っていますので、時間が経つにつれ甘みが増してきます♪
お茶請けのドライフルーツも刻んで追加で入れると、よりゴージャスな味わい!メンバーお気に入りのアレンジです♪

今回は、無花果びよりの材料「無花果の実」「無花果の葉」についてご紹介しました!
次回は「豆入り番茶」「枇杷の葉」についてご紹介します。お楽しみに💐

2021年秋のお茶【無花果びより】についてのこれまでの記事はこちら!
1.スタート編
2.
コンセプト&商品タイトル編
自然栽培の無花果&無花果葉を使った秋のお茶「無花果びより」は、10/8に発売し、即完売となりました!応援してくださった皆様、誠にありがとうございました!
次回の増産分(14個)は10/13(水)の20時より発売です。
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