「国際政治とクラシック音楽の関係」を解き明かした『クラシックの迷宮』の特集「混迷の時代の“雪解けクラシック”」
昨日NHK FMで放送された『クラシックの迷宮』は「混迷の時代の“雪解けクラシック”」と題し、フルシチョフ政権下で進んだ米ソ関係の改善が東西両陣営の「雪解け」だけでなく交響管弦楽の分野にも影響を与えたことが、演奏者や演奏会の交流を通して紹介されました。
取り上げられたのは、マルグリット・ロンが1955年にモスクワにおいてキリル・コンドラシンの指揮によるモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団と行ったラヴェルのピアノ協奏曲の演奏からウラディミール・ホロヴィッツが1986年にレニング