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芸術批評

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記事一覧

『クラシックの迷宮』の特集「指揮者・井上道義の世界」が示唆する井上道義の特徴と後…

今日放送されたNHK FMの『クラシックの迷宮』は、2024年12月31日をもって指揮者を引退すること…

鈴村裕輔
13日前
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『クラシックの迷宮』が示すヘンリー・マンシーニの多層的な音楽のあり方

昨日放送されたNHK FMの『クラシックの迷宮』は、作曲家のヘンリー・マンシーニが4月16日(火…

鈴村裕輔
2週間前
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NHK交響楽団第2008回定期公演

昨日と本日、NHKホールにおいてNHK交響楽団の第2008回定期公演が行われ、私は本日の公演を鑑賞…

鈴村裕輔
2週間前
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NHK交響楽団第2007回定期公演

去る4月13日(土)、14日(日)にNHKホールにおいてNHK交響楽団の第2007回定期公演が行われ、4…

鈴村裕輔
3週間前
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團伊玖磨の芸術の奥行と幅の広さを示した『クラシックの迷宮』の特集「團伊玖磨の軌跡…

今夜のNHK FMの『クラシックの迷宮』は、今年4月7日に團伊玖磨が生誕100年を迎えたことを記念…

鈴村裕輔
3週間前
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新しい放送時間でも聴取者に大きな印象を与えた『クラシックの迷宮』の特集「“追いつ…

本日放送のNHK FMの『クラシックの迷宮』は「“追いつ追われつ”音楽入門~新入生&新社会人に…

鈴村裕輔
1か月前
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『クラシックの迷宮』の特集「芥川也寸志の「やぶにらみの音楽論」が伝える芥川也寸志の多岐にわたる活躍

今夜のNHK FMの『クラシックの迷宮』では、「芥川也寸志の「やぶにらみの音楽論」~NHKのアーカイブス」と題し、芥川也寸志が1956年から1960年までラジオ第二で放送された『音楽クラブ』の不定期企画「やぶにらみの音楽論」を中心とした特集が組まれました。 作曲家としてだけではなく、文筆家、司会者、放送作家など多くの分野で活躍し、戦後の日本の政治、社会、文化などに大きな影響を与えた存在として芥川也寸志を捉えるのが、『クラシックの迷宮』の司会者である片山杜秀先生の視点です。

『クラシックの迷宮』の放送開始10周年記念特集「リスナー大感謝祭~片山杜秀がリクエ…

今夜放送されたNHK FMの『クラシックの迷宮』は2013年1月の放送開始から10周年を迎えたことに…

鈴村裕輔
1か月前
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九州交響楽団東京公演

本日、15時よりサントリーホールにおいて九州交響楽団の東京公演が開催されました。 演奏曲目…

鈴村裕輔
1か月前
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NHK交響楽団の「コンサートマスターの新体制」について思ういくつかのこと

本日、NHK交響楽団が2024年4月からのコンサートマスターの新体制を発表し、コンサートマスター…

鈴村裕輔
2か月前
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『クラシックの迷宮』の生誕200年記念特集が示すスメタナの多様な姿

今日のNHK FMの『クラシックの迷宮』は、1824年3月2日に生まれたスメタナの誕生日と生誕200年…

鈴村裕輔
2か月前
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NHK交響楽団第2006回定期公演

去る2月14日(水)、15日(木)にサントリーホールにおいてNHK交響楽団の第2006回定期公演が行…

鈴村裕輔
2か月前
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『クラシックの迷宮』の特集「指揮者・小澤征爾をしのんで」の的確な評言と音源が描き…

本日NHK FMで放送された『クラシックの迷宮』は今年2月6日(火)に逝去した指揮者の小澤征爾さ…

鈴村裕輔
2か月前
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「国際政治とクラシック音楽の関係」を解き明かした『クラシックの迷宮』の特集「混迷の時代の“雪解けクラシック”」

昨日NHK FMで放送された『クラシックの迷宮』は「混迷の時代の“雪解けクラシック”」と題し、フルシチョフ政権下で進んだ米ソ関係の改善が東西両陣営の「雪解け」だけでなく交響管弦楽の分野にも影響を与えたことが、演奏者や演奏会の交流を通して紹介されました。 取り上げられたのは、マルグリット・ロンが1955年にモスクワにおいてキリル・コンドラシンの指揮によるモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団と行ったラヴェルのピアノ協奏曲の演奏からウラディミール・ホロヴィッツが1986年にレニング