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2022年の自分の出来事ベスト10をあげるなら?

塩見直紀さんのnoteでワークショップその70


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2022年の自分の出来事ベスト10をあげるなら

●農的なこと

1、3月からサンマルシェに食生活を考える会で出店し始めた。有機農家とお客さんが、直接会って売り買いするので、お互いの思いが伝わる。神鉄 横山 駅前のサントアン 駐車場にて、毎月 第3日曜日 9:30~12:30


2、11月のサンマルシェに合わせて、午後にキウイの収穫体験会をした。別の日に畑とキウイの収穫体験会をした。参加者に都会にはない自然を喜んでもらえた。実際に食べ物がどういうふうにできるのか見てもらえて良かった。今年はキウイが147キロ採れた。主にスムージー原料。芋はジャガイモ、さつまいも、里芋が沢山とれた。豆はミズクグリという青大豆が10キロ以上とれた。


3、さんだオーガニックアクションに参加して星信彦さんや西村いつきさん、山田正彦さんの講演を聞いたりした。給食を有機農産物にの全国集会に三田会場で参加して、給食の有機を実現させたいすみ市の鮫田晋さんはかっこ良いなと感じた。


4、食生活を考える会の野菜を毎週金曜に仕分け市内に配送している。芋などを少し出荷している。野草を食べる会や畑見学などで知らない野草を学んだりした。


●沖縄からみると日本が良く見える

5、沖縄を学ぶ会をした。「日米地位協定 その歴史と現在(いま)」(明田川融、みすず書房、2017)の読書会を8月に三田でして、7月6日に朝日新聞に載ったこともあり9月にあぱけんの内藤さんと神戸でした。米兵犯罪だけでなく日常的な騒音の問題は深刻だと感じた。


難分解性のPFAS問題の番組「命(ぬち)ぬ水(みじ)」の上映会とQABディレクターの島袋夏子さんのお話し会を三田会場とオンラインでした。この問題は飲み水の汚染なので命に関わる。全国の基地や飛行場のある所でも地下水汚染等の問題があり、深刻である。


6、沖縄の米軍基地を東京へ引き取る党の中村之菊さんが7月の参議院選に立候補するのでポスター貼りを手伝った。選挙前の5月に神戸と京都、大阪で講演会に参加して、大阪の会のあとの3次会で明田川融さんの本を引き取る行動・大阪のMさんにすすめられたので、5、のように読書会をした。6月の引き取りフェスでは、岩崎夏海さんなどを知る。


7、玉城デニーさんトークキャラバン津々浦々の会では、中村之菊さんや糞土師の伊沢正名さん、アイヌ民族の石原真衣さん、釜ヶ崎在住の水野阿修羅さんの話を聞いた。宮城善光さんのライブでは一二三礼という女性の朝露の韓国語がすごいうまかった。ピースクラブは今年初めてで、2回来た。13年前の西成の矢島祥子医師の殺害事件を知る。


8、辺野古を止める!全国基地引き取り緊急連絡会で「沖縄を「捨て石」にしない安全保障政策を求める意見書の提出を求める」陳情を全国の各自治体議会に手分けして出した。大阪と兵庫は近畿の各議会に出した。私は兵庫県に請願しようとしたが、結局陳情を出した。


●引き取る行動・大阪のTさんに誘われて

9、大賀正行ゼミに参加した。6回中2回休む。「労働組合とは何か」(木下武男、岩波書店、2021)等の本を紹介してくれた。労働組合は私が農的暮らしをするきっかけになった。社会主義とは何かを学んでいる。


●山からはいい眺め

10、登った山。3月金剛山、葛城山。7月磐梯山。9月伊吹山。熊野古道。歩くのは良い


●観た映画。(観た順)
1.「水俣曼荼羅」(原一男監督)。6時間の長さを感じずに楽しく見れた。

2.「ミラクルシティ・コザ」(平一紘監督)は笑い、泣いた。

3.「杜人 〜環境再生医・矢野智徳の挑戦」(前田せつ子監督)は水と風の通り道を作るのがおもしろい。

4.「ばちらぬん」は東盛あいか監督と池谷薫の対談がある。

5.「私のはなし部落のはなし」(満若勇咲監督)。知らない世界を知れた。

6.「愛国と教育」は斉加尚代監督と藤原辰史の対談がある。

7.「夜明け前のうた」は原義和監督と吉田明彦、平良愛香のトークあり。沖縄の精神障害者の監禁の問題。神戸市西区の神出病院でも最近虐待があったと知る。

8.「百姓の百の声」(柴田昌平監督)。ナスとクレオメの混植でタバコカスミカメが害虫を食べてくれる。


●読んだ本。

1.「帝国のヴェール――人種・ジェンダー・ポストコロニアリズムから解く世界」(福本圭介、明石書店、2021)。それぞれの地域の歴史は大切だと感じた。

2.「命を落とした七つの羽根」(タニヤ・タラガ、青土社、2021)はカナダの先住民の生きづらさを知った。

3.「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」(岩崎夏海、ダイヤモンド社、2009)は泣いた。

4.「UNSTOPPABLE」(ゼン・ハニーカット、現代書館、2019)はアメリカの消費者がすすめた有機農業運動。

5.「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」(川内有緒、集英社インターナショナル、2021)は目の見えない白鳥さんと一緒に見ることで絵が良く見えるのは、沖縄から日本を見ると日本が良く見えるのと似ていると感じた。

6.「エコとピースの交差点」(辻信一とダグラス・ラミス、大月書店、2008)は「いよいよローカルの時代」の後ろに書いてあったので読んでみた。

7.「虹の鳥」(目取真俊、影書房、2006)は明田川融さんの「沖縄基地問題の歴史」に出てきたので読んでみた。

8.「醜い日本人」(大田昌秀、サイマル出版会、1969)はおじさんからもらった。

9.「なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?」(安里長従 志賀信夫、堀之内出版、2022)副題は「本土優先、沖縄劣後の構造」。本土企業による搾取。

10.「古老に聞いた島の暮らし」(歌野杳、南方新社、2022)副題は「五島列島小値賀町大島に生きる」。忘れられた自給の知恵。


2022.12.29 小宮勇介


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