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睡眠について

東京駅で京都に向かう新幹線の改札を通過した時に、私ははじめて、「のぞみ」ではなく「ひかり」を予約していたことに気づいた。「のぞみ」よりも30分ほど余計に時間がかかることになるが、京都でのミーティングには余裕で間に合うので問題ないし、まだその日に書かなければならなかったnoteの記事が終わっていなかったのでちょうどよかった。朝6時過ぎに出発する新幹線に乗り、駅弁とアイスの後にUFOキャッチャーに関する記事の残りを30分ほどかけて書き上げた。

その時点で7時ちょうど。京都には9時過ぎに到着する。私は念のため9時にスマートフォンのアラームをセットして仮眠をとることにした。

途中どこかで一度だけ目が覚めたがまたすぐに眠りに呼び戻された。結果的に、9時に目覚ましが鳴るまで私は眠り続けた。


ミーティングを終え、京都駅付近のホテルにチェックインしたのは夕方5時半ごろだった。次の予定は7時で、6時40分ごろにホテルを出ればちょうど間に合う。急な気温の上昇で汗をかいていたので、とりあえず大浴場に向かった。花見シーズン直前の京都はごった返していた。急遽決まった今回の出張だったが、ホテルを予約しようとしたら普段は1泊1万円もしないホテルが5万、6万の金額を提示していたのを見て面食らった。そんな中なんとか見つけた比較的安いホテル(それでも1万5千円ほどだった)だったので、正直ホテルそのものにはあまり期待していなかったのだが、部屋は悪くないし大浴場も綺麗で好印象。おまけに駅すぐ近くにある。今後の出張でもまた泊まってもいいかもしれない。

6時20分ごろに部屋に戻った。かなり疲れていたので、アラームをセットして10分だけ横になることにした。

ベッドの上で、今日のミーティングの内容を反芻していた。新しいプロジェクトに関するミーティングだったが、今まで私がやってきたことから一段深いクリエーションが必要とされていることをひしひしと感じさせるものだった。求められているものは理解できたが、それをどう具体的な形で表現するかについてはまだなんの手掛かりもない状態だった。

頭の中で今日目にしたものを改めて投影する。どこにヒントが隠されているのだろう。ひとつひとつ、手にとってためつすがめつ眺めてみるが、今のところ私の手の中にあるものたちはうんともすんともいわない。


気がつくとアラームが鳴った。どうやら私はしっかり眠っていたようだ。

それは明らかに眠りに落ちた直後になったアラームではなかった。少なくとも5分は寝たような気がした。もしそうだとしたら、私はあれこれ思考を巡らせていたようで、3分も考えていなかったのかもしれない。


このように、私は「寝れる人」だ。普段から寝つきはすこぶるいい。電車の中でも簡単にうたた寝できてしまう。

「寝れない人」からは大変羨ましがられるが、ここまでスッと眠れてしまうということは、普段の睡眠が足りてないのではないか…ととても不安に思う。

「一瞬で眠りに落ちるのは気絶に近いからあまりいいことではない」とどこかで聞いたことがある。もし本当にそうなのであれば、私はここ何年も、ほぼ毎日気絶していることになる。特にブランドを立ち上げて以降この“気絶傾向”は強くなったように感じている。


適切な睡眠時間というのは人によって全く違うものであるということも、最近の研究では明らかになっているそうで、「何時間くらいが一般的によいとされている」みたいな指標すら意味をなさなくなっているとのことだ。

私の日々の睡眠時間は平均すると6時間弱くらいだろうか。本音は「もっと寝たい」だが…さて、私の適切な睡眠時間はどのくらいなのだろう…?


実は適正睡眠時間は14時間で、毎日そこまで寝ると“眠っていた”才能が表に出てくる、なんてことはないだろうか…?

ない、か。


もう少し睡眠が確保できたらなぁ、と思うものの、なかなかどうしてそうは問屋が卸してくれないのが、最近の悩み。

noteがなければ、もっと寝れるんだけど…


と、こんなふうに夜中に記事を書いたりしちゃうから寝不足になるんだよ。

そーだそーだ!


はい、寝ます。


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