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思い出の場所1~西東京市にある「ひばりが丘」~

noteのエッセイに記事を初めて書いてます。

どんなことを書けばいいのか散々迷った挙句、

自分の思い出をなるべく時系列的に書いてみるのが書きやすいかなと思いました。

自分自身の思い出の整理のように?書いていこうと思っています。


西武池袋線ひばりが丘駅南口付近

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西東京市にある西武池袋線「ひばりが丘駅前」の南口付近です。

私は今から約50年余り前に、この駅の近くにある、当時は田無市だった谷戸町で産まれました。

そして、父が転勤で秋田へ赴任することになった、小学1年生が終わるまでの約7年間をここで過ごしました。

この思い出の地に、2019年11月5日に行ってきました。

大学卒業で東京を離れる際に訪れて以来、約30年ぶりの再訪です。

踏切にて

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父の転勤に伴って離れることになった時からはもちろんのこと、大学卒業時の訪問からも約30年が経過してましたので、ひばりが丘駅周辺はすっかり変わっていました。

幼い頃、電車が大好きだった私を、祖母や母が社宅のアパートから散歩がてらに連れてきてくれた踏切・・・だと思います(踏切の形や位置は変わってないと思うので)。

当時、乗ったことはないものの、レッドアロー号が通過した時は、とてもはしゃいでいた記憶が残ってます。


商店街にて

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踏切を渡って商店街にやってきました。

かすかに商店街の雰囲気は記憶に残っていましたが、昔からありそうなお店の名前などは覚えていませんでした。

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そして谷戸町へ

商店街をぐるっとひととおり歩いた後、生まれ育った谷戸町の社宅アパートがどのようになっているのかを見に行ってみました。

記憶では駅の南口から道沿いに歩けばやがて着くはずと・・・。

道沿いには想像を超える数のマンションが建ち並んでいました。なかには巨大な、広大なマンションもあり、時の移り変わりをあらためて感じました。

気分はほとんど浦島太郎。

歩き続けてしばらくすると・・・なんとなく見覚えのある所に来ました。

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たしか私が住んでいた社宅アパートのすぐ近くの光景のような気が・・・。

当時(今から約45年前)は「KUMON」はなかったはず・・・。

このKUMONの近くには、高齢のご夫婦?が営んでいる昔ながらの八百屋さん・・・私がいた頃にもあったような気がしました。

私の記憶では、向かい側の通りには寿司屋さんがあったような・・・。

そして、KUMONより駅方向には金魚を売っているお店?花屋さん?があったような・・・あいまいな記憶・・・。

これらのお店の「裏手」の方向に、広大な敷地に4階建ての社宅アパート7棟が建っていたはずではなかったか・・・。

とりあえずその方向に向かってみました。

しかし、社宅アパートらしきものは全くありません。

その代わりにとても社宅アパートとは思えない立派な、大きなマンションがたくさん建ち並んでいる風景がありました。

散々歩き回りましたが、やはり私の住んでいた社宅アパートは微塵もなく無くなっていました。

約30年前にはまだあったのですが・・・30年も経てば変わりますよね。

社宅アパートを探すべく必死に歩き回っていたことと、そして微塵もなくなっていたことを悟りっての寂しさもあり、写真を撮ることを忘れてしまいました(撮る気もなくなりました)。

両親と祖母と妹と暮らした社宅アパートは、ついに私の記憶の中だけの思い出となりました。

なお、小学1年生の時に通っていた谷戸小学校は見てきました。

体育の授業中でもあり、写真を撮ると「怪しい人」と思われるのがイヤだったので撮影はしませんでした。

社宅アパートは私の思い出の中だけの存在となったので、ひばりが丘や谷戸町に来るのはこれが最後の訪問となりました。

                            ~おわり~









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