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1日1映画への道

私はエンジニアですが、リモートはせず完全出勤しています。
通勤時間が片道1時間あり結構長いのですが、座れることも多いため、本を読んだりTwitterをしたりする時間に当てており、それほど不満はありません。

しかし、一日2時間自由時間があると考えると、ちょうど映画を見るのに良さそうだと、最近気がつきました。

ピッタリ2時間の映画ばかりではないので、どこかで別に時間を取る必要があるかもですが、とりあえず、1日1映画、やっていきます。


一週間単位くらいで、感想など記事にまとめていきたいと思います。

乞うご期待。

まずは "グリーンブック" から

グリーンブック

  • 監督:ピーター・ファレリー

  • 主演:ヴィゴ・モーテンセン(トニー・リップ)、マハーシャラ・アリ(ドクター・シャーリー)、リンダ・カーデリーニ(ドロリス)

あらすじ
1962年アメリカは黒人差別が横行していた。
それは主人公らが住んでいる北部より、南部の方が深刻だった。
黒人ピアニストのドクターシャーリーが南部でのツアーを計画しており、その運転手として主人公のトニーを雇うところから始まる。
扱っているテーマはずっしり重いが、不思議と爽快感のある映画だった。

最強のふたり(Untouchable)と似た映画だった。どちらかが好きならもう片方もおすすめ!

最後に実話と知ったが、言われてみれば、実話ならではのリアリティと映画ならではの演出のバランスが良かった印象。
どこまでが映画のために作られた部分かはわからないが。

もののけ姫の作中で山犬のモロが娘のサンに対して「山犬にも人間にもなれぬ、哀れな娘よ」的なことを言っていたと思うが、ドクター・シャーリーはまさにどちらの立場にも成り切れず、一人孤独と向き合っていたと感じた。

哀れ、とは思わないが、努力の先にあるものが孤独だとしたら悲しいなと思う。

その立場にいる彼にしかできない事に対して、勇気と信念を持って立ち向かう姿が感動的だった。

黒人差別がテーマだが、そこまで重く描かれておらず、むしろトニーとの掛け合いが最高なので、見るハードルは低いと思う。

二人の男が歩み寄り、友になっていく姿にニヤニヤしたい人におすすめ。


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