かそけきサンカヨウ


 
皆さんどうも〜
 
久しぶりにレンタルDVD屋に行ったら
謎の圧迫感に襲われ
10分とせずに店を出てしまった
イケちゃんです。
(昔は何時間でもいれたのに……)
 
 
それでは今週も最近観た映画について
投稿していきたいと思います。
 

今回紹介する作品は
「かそけきサンカヨウ」
という作品です。
 
この作品はAmazonプライムで観ました。
 
それではまずあらすじです。
 
幼いころに母親が出て行ってから、
父親と二人で暮らしてきた陽は、
ある日父親から「恋人が出来た」と告げられる。数日後、父の恋人の美子と
その娘のひなたと食事をすることとなった。
 
人柄もよく、陽に対しても優しい美子と
家族になること自体は
陽も賛成だったが、
心のどこかで美子に対して
遠慮してしまう気持ちもあった。
 
同じ頃、同級生の陸に一緒に
絵画の個展を見に行こうと誘った陽だったが、
実はその個展はは、
陽の生みの母親が描いた絵が飾られている
個展だった……
 
という物語です。
 
この物語は、大きく分けると2つの話が
軸になっているのかなぁと思います。
 
ひとつは陽と新しく母親になった美子、
そして生みの親の佐千代との
関係についての物語です。
 
幼いころに家を出ていった佐千代との
記憶は陽にはほとんどなく
何故、佐千代が家族を捨てて
出て行ってしまったのか、
陽にはあまり分かりませんでした。
 
とは言っても、傍には居なかったが
ずっと母親のことを
気にしながら陽は高校生まで過ごしてきました。
 
そんな矢先に、父親から
「恋人がいるんだ。結婚しようと考えている」
と告げられます。
 
紹介された美子には幼い娘も居て、
陽には急に新しい母親と妹が出来ました。
 
美子は優しいし、自分のことを
家族として接してくれようとしている。
でも、自分のなかではまだ
生みの親である佐千代との
わだかまりも消えていない。
 
更には黙って観に行った個展でも、
悲しい出来事があり、
そのモヤモヤをひなたに
ぶつけてしまうシーンもありました。
 
母親にとって、家族にとって
自分とは何なのか。
 
陽の気持ちの向かう先がどこに行くのかも
この作品の見どころです。
 
 
そして、話のもう一つの軸が
陽と陸との関係性です。
 
陸は心臓の病気で
激しい運動が出来ない身体でした。
 
決して暗い性格ではないのですが、
好きなバスケットも諦めなくてはいけなく
やりたいこともなく周りは
どんどん将来にむかって進んでいるのに
自分だけ置いて行かれているような気持になり
自分が存在する意味とは
何なのか分からないという男の子でした。
 
陽から気持ちを伝えられた時も
あやふやな答えを返してしまいます。
 
そして、そのことを友人の沙樹に相談に行きます。
しかし、そこで沙樹に一喝されます。
 
陸にとっては、仲の良い友人に
素直に相談にいっただけだったのですが、
沙樹からしたら、その陸の
どっちつかずな行動に
引っかかる部分もあったのでしょう。
 
沙樹という女の子も
様々な事情を抱えている子で、
陸も無意識のうちに
気にかけてしまうところもあったのだと思います。
 
余談ですが、個人的には
陸が沙樹に相談に行ったとき、
落ちていたバスケットボールを拾ってシュートを
打つのですが、そのシュートが外れた時に呟いた
 
「下手くそかよ」
 
この言葉にいろんな感情が込められているような気がしました。
 
 
果たして、陽は美子と佐千代との関係に
どういう答えを出すのか。
 
そして、陽と陸の二人の関係はどうなるのか



気になったかたは是非ご覧下さい!!

 

 
 
 
 
ということで今回の投稿は
以上になります‼︎
 
 
 
 
 
 
読んで頂き
有難う御座いました‼︎
 
 
次回もまた宜しくお願いします(´ω`)

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