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映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」をPrime Videoで見ました。キャラクターの強さ。

映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」を見ました。
物語は簡単に言うと、「人造人間」と「悟飯、ピッコロ」が戦う話です。悟空、ベジータは出てはきますが、本筋には絡みません。
悟飯主人公として考えた場合、本筋に絡まない方が良いんではないでしょうか。悟空とベジータが出てくれば、それなりに活躍させないといけないし(そのぶん悟飯の活躍の時間が減る)、どうしても悟飯よりキャラクターの強さがあるので、物語として悟飯を主人公としても、見ている方の注目はベジータはともかく悟空に行ってしまう。
この作品らきちんと悟飯が主人公していてよかったです。

物語は複雑なシナリオではないです。敵となるレッドリボン軍と人造人間を描いて、悟飯たちと敵対する理由を語ります。カプセルコーポレーションを中心に悪の組織とする詭弁は上手いなと思いました。冒頭から敵側の描写で、主人公側が出てくるまで時間がかかりますが、そこまで飽きません。これは味方側が既知の存在で(敵側の組織も本編にでできますし)、今紹介されている敵とどのような因縁での戦いになるか見ている方が「楽しみ」になれるからでしょうね。
ピッコロが敵組織に潜入するなどバトル以外の場面も多少ありますが、基本的に物語の大半は戦いです。
戦いは、よく動いてからでしょうか見ているだけで面白いですね。悟飯は仲間がやらているとキレて強くなりますが、そのパターンが二回あります。物語としては、危機になってそれを克服するというパターンが定石ですが、個々で違う不思議な能力で戦う作品と違って、ドラゴンボールは気功波などありますが、肉弾戦が基本です。なので戦いのバリエーションを作るのが難しいんでしょうね。映画なので物語のなかの時間も短く、後で戦いを逆転するための伏線をいれるのも難しいですし。最後は悟飯がキレるでなく、ピッコロと協力して、なんてパターンではいけなかったのかなと思います。キレてパワーアップのパターンも今までのこの作品では「誰かが死ぬ」という劇的なことがきっかけですが、この作品ではピッコロが瀕死状態ではありますが、痛めつけられるだけで悟飯が最強の力を手に入れてしまいます。力の獲得には、それなりの代償が欲しいものです(人造人間の死をきっかけでも良かったと思う。それでは、昔のセル戦の時と同じか)。
的については、最初は二体の人間タイプの人造人間(決して悪い者ではない)、その後に自我を持たない巨大な生物のセル・マックス、同じ系統の敵ではなかったので、戦い方も変わります。人造人間戦では一対一、セル・マックス戦は一体複数。ここは、同じパターンの戦いでなくて良かったですね。
戦いの場面は長くなるとどうしても、少し退屈になります。一体一の人造人間との戦いでは特に、そう感じるところもありました。ただ、セル・マックス戦は一体複数であり、視点も変わり、ゴテンクスとお笑いあり、ピッコロの巨大化、敵だった人造人間の参戦など、バリエーションがあって楽しかったです。パンが爆発から逃げる場面なんかもありましたね。ここも初めて舞空術が使える、という盛り上がりもあって良かったです。悟飯が覚醒のパターンが同じなのは少し残念でしたが、最後は大爆発などあって派手で良かったです。

ピッコロがドラゴンボールで強くなるのは「それでいいのか」と思いました。

悟空やベジータが活躍しないので、ドラゴンボールという既知の作品でありながら、少し新鮮な感じがありましたね。面白かったです!

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