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子どもにも必要です。ひとり時間。

こんにちは。yutoriです。
お読みいただき、ありがとうございます。


今春、我が家の長女りーさんは中学生になります。
そして、長男たっくんは小学生に。

二人の生活は大きく変わりますが、ちゃんと確保してあげたいことが「ひとり時間」です。

りーさんは、家に一人っきりになって家族を気にせず、友達とオンラインゲームをしたり、漫画を読んだり、絵を描いたりしているようです。

たっくんは、家族は家にいますが、部屋に一人きりになってぬいぐるみ達と遊んだり、静かに本を読んだりしています。

二人とも、決して家族と過ごすことが嫌とか、友達がいないという事ではありません。

家族と一緒ににこにこしていることもありますし、友達と楽しく遊んでいることもあります。

でも、時々、自分だけの空間で、自分だけのペースで、周りを気にせずに遊びたいのです。

そういう時間があることで、満足感を得て、勉強や社会生活を頑張ることができているんだなと感じています。


カウンセリングでお話している保護者さんの中には、小中学生のお子さんが自室で過ごす時間が増えることをネガティブに捉える方がいらっしゃいます。

ただ、私は多くの場合はポジティブに捉えます。

一人で考える、気持ちを切り替える、楽しむ。
それによって元気や意欲が出るのでしょう。

また、大人になると、一人で過ごせる、楽しめる力も大切です。その練習にもなります。

仕事の休憩中、自分一人で休むことができないと困りますよね。いつも誰かが自分の相手をしてくれるわけではありませんので。

それに、一人で考える力があれば、大人になって困ったことが起きても、自分で考えて対応することにも繋がります。

それから、本当に個人的な考えですが…

昼間の「ひとり時間」を確保してあげることは、昼夜逆転の生活の予防にもなるのではないかということです。

夜中に寝ないで何かしている子の中には、

「昼間は家族がいるから集中できない」
「昼間はうるさい」

と話す子がいます。

そう話す子は、昼間の静かな自分だけの時間が十分でないのでしょう。

だから、家族みんなが寝静まってからやりたい事をする。

そうすると寝る時間が遅くなっていくのではないでしょうか。

そう考えると、昼間の「ひとり時間」を作ってあげることが、生活リズムを崩さないことにも繋がっていくのかなと思っています。


カウンセリングの場面では、保護者さんの寂しい気持ちや心配を受け止めつつも、ひとり時間のポジティブな意味合いも伝えるようにしています。

新生活、私もどきどきですが、我が子達が「ひとり時間」を持てるように見守っていきたいです。

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