【読書まとめ】1秒でつかむ「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

「1秒でつかむ「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術」を読んだの気づきをまとめました。
※自分なりの解釈なので、著者の意見と異なることがあります。

てか、この本めっちゃ分厚いwww
基本、自分のために書いてるので、読みにくいのは勘弁してください。

気づき

とにかく、「これまでにない物を作る!」。どんなアイディアでもいい。くだらない物でもいい。
面白いと少しでも感じて、これまでにないものならやってみることです。

「自分の心が動いたもの、やってみたいと思うこと」と、「自分ができる限界の範囲」を掛け合わせた物を作ろう。そこに常識を混ぜないことだ。常識の正反対の物であればインパクトが強い!


過剰な装飾は全て削ぎ落とそう。価値あることのみを残すのだ。


ネガティブなことを「ぶち壊す」爽快感は共感をうむ。本来、ぶち壊しそうにない人がやったり、タブーみたいなところにやると新鮮さをうむ。
ポイントは「ぶち」壊すことです。中途半端にやるのではなく、全力でやると面白い。


とにかく一点突破!
一点だけは世界最高の質の物を作れ。


努力を惜しんではいけない。マネージャーは部下の努力を管理して無茶させないようにしなくてはいけないかもしれないが、プレーヤーなら人の1.5倍は努力すること。
ただし、全てにおいて努力する必要はありません。何か一つ他の人には真似できないレベルの努力をすればいいのです。


最高のアウトプットを大量にだすことです。それは、100%の完成度でなくても構いません。しかし、「これは絶対にいいものだ!」と胸を張れる物を大量にアウトプットしなくてはいけません。


ひとりでやれば仕事の「広さ」と「深さ」を手に入れられる。完璧にやる必要はないし、いつも一人でやらなくちゃいけないわけでもない。
でも、ひとりでできる力をつけることが仕事の成果を上げることに必要です。


「神は細部に宿る」。ルーティンの仕事の質を徹底的に高めるからこそ、見える景色がある。


「ストーリー」なくしてコンテンツとして成立するのは、「エロ」や「グルメ」など、人間の本能に訴えかけるジャンルだけ。
「事実はストーリーになって初めて、共感、拒絶、感動、号泣、応援したい、励まされたいといった、様々な感情を視聴者に感じてもらえたり、時に自分の人生や社会を考える問題意識を育む一助となったりする」

相手(顧客)の心を想像することだ。どんな人生を生きてきて、どんな価値観を持っていて、何に興味があって...。それをストーリーとして見えるかしなければならない。

ユーザーはストーリーに対して評価するとき、「過去に味わった他のストーリーと比べて」どのくらい心が動かされたかで決める。

ストーリーは具体的に。「固有名詞」と「数字」を使うことだ。(りそな銀行の30才くらいの銀行員が10時に挨拶へきた)

いいストーリーとは、相手の心が活発に動く。相手の心の動きに注目せよ!
「受け手がわからなくなっていないか」
「受け手がめんどくさいと思っていないか」
「受け手が不快に思っていないか」
「受け手が興味を持てないものになっていないか」

◯1秒も離さず常に興味を持ってもらうためには?
①頭で一気に興味を持ってもらう
②興味を持続させる技術
③最後まで見た結果、満足してもらう
④心に突き刺さる「深さ」を作る技術

①頭で一気に興味を持ってもらう
「見たい」と思わせる「設定」を大切にする。
シチュエーションの設定。(非日常感)
キャラクターの設定。
行動パターンの設定。(とりあえずセックスして女子会のネタにする。全国旅して随分年下に恋をして毎回振られる。など)
他にも色々な設定を大切にする。

②興味を持続させる技術
「あなたのマネジメントの常識が崩壊する動画ですので、心臓の弱い方はご覧にならないでください。」みたいな、視線を与えること。ユーザーは、そこまで非常識な内容ってなんだ!?って気になるはずです。

③最後まで見た結果、満足してもらう
「なんか見たことあるな!」という安心感。
「見たことない!面白そうだな」という新規感。
これを同時に満たす必要がある。バランスが大切。

記憶の掘り起こしをする。人は体験そのものと一緒に昔感じた記憶(感情)も一緒に感じる。多くの人が経験したことがあることに関連づけて描く。

「裏切り力」。実は重大な事件の幕開けだった...。とかで、「こんなことが起きるのかな?」って予測させて置いて、完全に想像していなかったことが起きると注目を引く。裏切りを起こすには、「偶然を大切にする」「注意深く観察する」「外面ではなく内面を描け」ということを大切にするのだ。

「難しい」を「楽しい」に変えることで、興味を持ってもらう。
笑いを作る13の方法。
1.ハードルを下げる
 └ハードルを上げすぎず、下げすぎず、何か起こりそうかな?くらいの期待感にする。
2.落差の創出力(上下の差)
 └期待を上げて置いて、下げる。もしくは、その逆。
3.逆にフル(左右の差)
4.逆にフルの逆にフル
5.離脱(スルー)
 └語り手の熱量が高い時に、話題を変えたりスルーする。
6.乗っかる
 └相手のボケに突っ込まずに乗っかる。
7.天丼
 └前の話題の言葉を別の話題でも使う。他人の言葉をパクる。
8.いじる
9.自虐
10.ボケる
11.パロディ(モノマネ)
 └ポイントは、「有名」で、「完成度が高く」、「本家に愛」があり、「利権」が問題ない。
12.禁断
 └下ネタやブラックジョーク。
13.シュール
 └「理解不能」なこと。

たまには振り幅のでかいことをやる。「幸せな結婚生活」を描いていたのに、突然「妻の死」みたいなこと。

▼また見て(体験して)もらうために

コンテンツは「説明」ではなく、「体験」であるべき。
「結果」を体験してもらうためには「原因」も体験してもらう必要がある。
「原因」の体験とは、相手の頭の中でイメージ(共感)してもらうことだ。費やした時間の長さや努力をイメージしてもらう必要があります。
ちなみにこれは、「発見の喜びを与えるための伏線」、「体験を擬似共有し投入してもらうための伏線」になります。

「マルチターゲット力」とは。表面的なコンテンツ(エロ、グルメなど)の中に、本質的なメッセージを盛り込む。そうすると、表面的なコンテンツを楽しみたい人(考えたくない人)と本質的なコンテンツを楽しみたい人(考えたい人)の両方をファンにできる。ただし、わかる人にだけわかる内容で、わかりたくない人の邪魔をしない

深く刺さるコンテンツは、「どこか狂っている」もの。この狂うとは、「熱量」と「欲望」でできています。
「自分のやりたいこと」で、「ニーズ」があり、「突出している」ことが企画を面白くする。






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