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最後に残るもの

10月後半に、大切な友人のお見舞いに行きました。
沢山、遊びに誘ってくれていっぱい思い出を作ってくれた。彼女の病室には毎日のように友人が会いに来ていて、改めて彼女の人望の厚さを知った。

最後に会った日、

「もう直ぐいくけど、しばらくその辺ウロウロしてると思うでー」

と、言っていつも通り笑わしてくれた。彼女の変わらない笑顔を見れて私は安心した。いつも通りたわいない話をして笑いあった。
彼女は、いつも好きな事をしていて自分を曲げない強さを持っていた。最後まで本間にその人らしい人生を生きてて、カッコよかった。いつも私にタバコを一本くれて一緒にタバコを吸って、何気ない話しをしたあの時間が私はとても好きだった。

沢山の友人に囲まれて、いつも楽しそうな彼女から学んだ人生の最後に、残るもの。

大切な人が最後まで逢いにきてくれる人生になるように。私も目の前の人を、まずは大切にして日々を過ごそう。逢いたい時に、逢いたい人に面倒でもちゃんと逢いに行こう。
そして、彼女に負けないぐらい人生を遊び尽くそうと思う。

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