自分が何者か見失う時すごく、俯いてポツンと立っているイメージがする。どこにも属さなくて孤独かのような感じがしてくる。自分を何かに分類するのは野暮なのはわかるのにそう思う時がある。

DIDの人に共感した時大抵は、なんだか話しかけられずにいる。私は記憶を引き継ぐから、DIDと違うから、この人に仲間だって思ってもらえないかもしれないから、わかったように言うなよってイラつかせてしまうかもしれないから、話しかけるのやめておこうって思う。

ASDの人に共感した時も、私はあんなに特性持ってるけど生まれつきじゃないから、仲間と思ってもらえないかもしれないから、わかったように言うなよってイラつかせてしまうかもしれないから、話しかけるのやめておこうって思う。ADHDも同じ。だからリポストしたり引用したりして、話しかけないようにしたりして。

双極のことも、双極として振舞っていいかわかんなくなってきた。上がったとか下がったとか言っていいかわかんなくなってきた。だって双極じゃないかもしれないし。

どこからも歓迎されないかもしれないってふと思う時があって自分でも何言ってるんだろって思う。歓迎もなにもないのにね。

トラウマがあるらしいのは確かみたいで、それは私の属する一群なので、そのことを忘れなければいいのに忘れちゃうことがある。

そもそも、私がどこに属するかなど、何の引き合いにもならないのに、大抵それも一緒に忘れちゃってる。

もしかしたら忘れちゃってるんじゃなくて、スイッチしてる気もする。誰かに変わっちゃったから、これを書いている私とは物の考えにズレが生じてるだけなんじゃないかなって。みんな、精神は分裂したその頃のままで幼いはずだから。まだ何にも分類されなくていいことをわからなくても仕方ないんだ。

こういうことを、誰かと共有したいと思う時がある。トラウマとその症状のことも、生まれつきじゃないのにASDやADHD当事者のような特徴があることも、誰かと話したいけれど、いない。探しているけどなかなか見つからない。

自分は自分でしかないことを忘れていない時は大丈夫なんだ。こんなこと思わない。自分の価値を自分の手におさめている人格にとって、自分がとこに属しているかなんて何の問題にもならないから。でもまだ不安な時がある。いやぁ、不安な人がいる私の中に。弱いね。ヨワイさん。あなたはだあれ。きっとまだ若い頃の私だね。もっと主張していいよ。誰だか知りたい。まだ名前も形もわからないから、とりあえずヨワイさん。

ゆー