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4月①「書き続ける理由」

 カタカタ、とキーボードを叩く音だけが私の部屋には響く。これに加わるものは、わたしの好きな音楽たちと、たまに漏らす声だけ。ほとんど手書きはしない。流石に、学校の問題集やちょっとしたメモには紙を使うけれど。

「コレ、あんまり好きじゃない。」
「単純に面白くない。」
「つまんない。」
「ダメ。」

 こういうノリで、没作品を積み上げていく。自分の書いたモノだから、一切遠慮せずに出来てしまう。流石に、増えてくると凹んでしまうことだってある。だけど、基本的には何時も同じ。自分がつまらないと思ったモノが、人に面白いと思ってもらえるわけがない。持論でもあるし、当たり前のこと。このエッセイも書き直しを重ねている。たまには、即興作を投稿することもあるけど。あまり整理整頓が上手な方では無いので、気付けばフォルダが滅茶苦茶になってしまっていることも、しょっちゅう。「ダメだな」と思いつつも、「時間がないから、仕方ないじゃん」と妥協してしまう。自分で言うのもアレだけど、ホントに大雑把。

 何処かで、前にも書いたような気がするけど、わたしは自分のことが基本的に嫌いだ。そもそも、この活動自体が自分を変えたいから始めたモノだったりする。正直言って、客観的に見たときのわたしは、何も特徴の無い人間だと思う。たぶん、逆に変なヤツ。目標もなかったし、やることもなかった。中学校の部活でも「ポカーン」としてた。そんな自分が死にたくなるほど嫌いだった。よく、ここまで立て直せたなって思う。少しずつ積み上げていた知識のおかげなのかもしれない。それか、ちょっとずつ大人になってきたという証なのかもしれない。ハッキリとしたことは言えないけれど、去年の今頃よりはよっぽどマシになっているということは事実だろう。

 わたしも、もうすぐ活動開始から一年を迎えようとしている。本質的には何も変わってないのかもしれない。でも、何かを変えなきゃいけない。新しい風を作品に取り入れたい。そう思い、新しい企画を進めている。これからは、ちゃんと確固たる「自分」を持つということが一つの目標になると思う。一年後の自分は、大好きな音楽に取り組んで楽曲を発表しているかもしれないし、今と同じような活動をしているのかもしれない。何もわからないよ。去年の自分も、来年の自分はこうなるとわからなかったんだし。とにかく、前向きでいよう。今日、久々にブログを読み返した時に、こんなことを書いていたのを思い出した。いろんな方の力を借りたりもしながら、頑張ってみる。とにかく、ずっと創作は続けていきたいな。他の方の素敵な作品に刺激を受けながら、自分を確率していく。これから忙しくなるけど、一年後を見据えた活動をしていきたい。そう思っています。

(最後まで読んでいただき、ありがとうございました◎ YUU_PSYCHEDELIC)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 いただいたサポートは取材や創作活動に役立てていきますので、よろしくお願いいたします……!!