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バイクで四国一周の旅 3日目(徳島〜室戸岬)

バイクで四国を走った話3日目です。

日和佐 薬王寺

前日宿泊した恵比寿浜キャンプ場の近くにお遍路さんのお寺のある街があります。
宿泊日もお風呂や夕食を食べたりしてたのですが、
お寺も気になったので3日目に観光することにしました。

気になった理由は行けば一発でわかります。
朱色の大きな塔が遠くからでも見えるくらいどどーんとそびえ立っています。これは気になる。私だけか?

仁王門に始まり、階段を上っていくと本堂、さらに上ると瑜祇塔(ゆぎとう)という順で見えます。
階段はちょっと急ですが、そんなに昇るわけではないのであっという間です。
本堂のある敷地には大楠という御神木もありますが、樹齢600~700年(ホームページ調べ)の立派な木が立っています。
御神木は町を見下ろす形で生えているのですが、その見える景色がとてもいい景色なのです。これは長生きできる景色です。600年以上見ていたい景色です。私も好き。

あと、気になったのが階段の隅に一円玉がおかれているのですが、これは何だろう?
と思い、さっき調べたのですが厄年の人が厄坂に一円玉を置くことで厄を落とすことができるらしいですね。なるほど。

薬王寺
日和佐の街並み(大楠の側から見える景色)
日和佐の街並み(瑜祇塔から見える景色)

自分景色ばっかり撮ってんな。

正直もうちょっと見て周りたいのですが、時間も限られているので次へ向かいます。残りは次の楽しみに。

南阿波サンライン

続いて、室戸岬へ向かう道中。
南阿波サンラインという道を通っています。
国道55号から横道に入ると海沿いのワインディングを走れます。

正直、ちょっと寄ってみるかーくらいの気持ちで走ってたのですが、
思いのほか気持ちがいい道でした。
ところどころ、絶壁から海が見えるのは空を飛んでいる気持ちになれます。
この空を飛んでいる感覚はバイクならではだと思います。
道中、第四展望台で休憩。いい天気。いい景色。いい海。最高でした。

南阿波サンライン 第四展望台

水床湾の風化穴

南阿波サンラインからさらに南下。
道の駅 宍喰で休憩し、休憩ついでにちょっと気になっていたポイントへ。

宍喰川の河口付近に島が群集しているのですが、その入り江の一つに波の浸食でできた不思議な穴ぼこがあるポイントがあります。

たまたまかもしれませんが、人がいない。海の音しかしない。
海もエメラルドグリーンでとてもきれい。
良いところです。
風化穴は不思議な穴でした。よく見ると岩のいたるところに穴が開いてます。スポンジみたい。そういう岩石なんですかね。
集合体恐怖症とかの人はちょっと気持ち悪く感じるのでしょうか。

室戸岬近辺は奇勝とか面白い景色が多いですね。さすがジオパーク。

水床湾と風化穴入口
風化穴

室戸岬

風化穴を後にして、あとは室戸岬までひたすら海沿いを走るだけ。
東四国の最南端を目指しました。

国道55号の道中も奇勝とかがたくさん目に入ります。

それらを抜けて到着。
室戸岬は層状のしましまで大きな岩がゴロゴロしている海岸。
先端に到着した時の達成感はすごいですね。
バイク頑張った。
展望台で到着の感慨に浸りながら今晩何食べようか考えてました。

今、写真見ながら思ったのですが、まだ寒い時期なのに緑が豊富ですね。
南阿波もそうですが、高知など四国の南側は春前でもだいぶ暖かくて緑が多い。春が楽しみになります。

室戸岬展望台

室戸岬夕陽が丘キャンプ場

今日のキャンプは、室戸スカイラインを上って中腹にある室戸岬夕陽が丘キャンプ場。
その名の通り、夕日がとてもきれいなキャンプ場です。
海からちょっと離れているので、波の音は聞こえません。
他のキャンパーもいないので私の貸し切り。
そのせいか、夕方は波の音も風の音も生き物の音も聞こえない静寂でした。
夜も星がきれいです。

が、夜は夜行性の動物が動き出し始めて、真っ暗な中から茂みのガサガサ聞こえて、おっかないです。トイレいけない。

室戸岬の夕日

3日目終わり

3日目は動物におびえながら終わりました。
おそらく、今旅程の中で一番いろいろ巡りました。
4日目に続きます。
4日目ももうちょっと室戸岬を周ります。

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