【かんたん禁煙】すすもうキミのいない道の上


禁煙の辛いところは、その日はやめたと思っても、次の日、また次の日と毎日我慢を続けなければいけないところだと思います。

自分自身の考えというのは常に変化し続けるものなので、考えの根幹を変えてしまわないと今後一生タバコを我慢し続ける事になってしまいます。

しかし、

それを根幹から変えてしまうのが、
かんたん禁煙法です。

そもそも何故我慢をしなければならないのか?を、よく考えてみると、好きだから。(ニコチンによってそうさせられている。)だ。

今後の人生毎日毎日自分自身と戦って勝ち続けるのは、それはそれは辛い道のりになりますね。

中には強靭な精神力でタバコをやめてしまう人もいますが、タバコを吸わなくても我慢していられるのに慣れてしまっただけの場合がほとんどです。

しかし、

タバコの恐ろしいところは、そんな強い人でもつい1本の罠があるところ。

同窓会や友人の結婚式などでつい1本タバコに火をつけてしまうと、そこからまたズルズルと吸ってしまいます。恐ろしい。

ところが、

タバコをやめた人は、完全にタバコをやめた後なので、その1本に火をつけません。やめたかどうかを試す必要ありません。

これは、
タバコを元恋人に置き換えるとすぐにわかります。

元恋人が来る同窓会に行ったとして、
まだ思い出を引きずったままだと大変。

向こうのセリフ、動き一つ一つに敏感に反応してしまう。目があったか合わなかったか、付き合っていた事をどう思っているのだろうか?など、トキメキ時間の連続です。

でも、その時間が楽しければ楽しい程、会えない時間が辛くなる。孤独な夕暮れ時に想いが爆発する。あの辛い気持ちを引きずって今後もきみのいない道の上を進んでいくのだ。

これはただの拷問です。

これを解決する方法は1つだけ。

好きな人を忘れる事です。

忘れると言ってもこれは比喩で「良い思い出に変える」事が正しいのかと思います。良い思い出にしようと思うと、完全に気持ちを吹っ切らないといけない。

良い思い出になった元カレ元カノは、もう恋人には戻りません。清々しささえ感じます。Every Little Thingの「Dear my Friend」の歌詞のような感じで、向こうからのアプローチも全くの無効です。受け付けません。

同じ同窓会でも、良い思い出に変わっていれば、好きな人の目の前でお腹が鳴っても「ブハハ」と笑い飛ばせるというもの。

その後に飲みに誘われても、そもそも行かないし、もう諦めた事を証明するためだけにホテルなんて行かない。

あたりまえの話です。

タバコをやめる前に始める禁煙は、タバコを好きな気持ちが残ったまま始めるので、吸えない時間が辛くて仕方がない。

でも、

タバコをやめた後の禁煙はただ離脱期間を過ごす時間になる。

タバコともこの様な関係を目指そうね、というのが最終的な目標地点です。

タバコをやめようと思っている人が最終的に目指すのは、タバコを吸わない人になる事です。

そうなるためのステップとして、まずは自分自身の立ち位置を変える必要があります。それが終わればほぼ100%タバコをやめる事は成功です。

タバコをやめるのは本当に簡単です。
ゆっくりでも構いませんので一歩ずつ進んで行きましょう。

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