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「疲れすぎない」ためには「疲れる」しかない

仕事をしすぎている。正直気が狂ったレベルじゃないかとおもってる。とくに開発やサーバーを立てて提供する案件とか同時にこなしているので、絶え間なく開発と修正がきたりしている。

家にいてそれだけならいいのだが、大概10時ぐらいからクライアント先でミーティングが入り、日に3〜4箇所まわって(中部とか東北の日帰り出張も含む)、個人レッスンがあるといった流れだ。どうみても一人ブラック企業である。

で、夜になると頭を使いすぎて思考能力が起ちる。それだけならまだしも音にものすごく敏感になってしまい、子供の声などがどうしてもダメになってしまう。HSP(High Sensitive Person)なのは確かなんだが疲れた時に自己調整能力が落ちてしまい、破壊的活動に走ってしまう傾向があるようだ。

少し前に、車で家を出た日の話である。微妙に夜が遅くなり、家にご飯があるかどうかわからずにかえったところ、案の定あるんだかないんだかわからず(結果としては素麺が残ってた)カップラーメンを薦められたので「なんでこんなに死ぬ気で働いているのにカップラーメンなんか食べたくない!」とブチ切れてしまうという案件があった。普段だったら軽く流せるぐらいの案件なはずなのに、いったいこれでどういう目的を達成しようかと考えたけどいまいちよくわからない。家族との間を破壊的にしたところでなにもないはずなのに。

とおもって、翌日も同じぐらい忙しかった(日帰り浜松で、東京駅ついてもさらに打ち合わせという…)のに、あえて違う路線にのって帰りに1.5kmぐらい歩いてみた。ロルフィングにいって、そのあとフォローもいってるのに歩くのは苦じゃないし、途中で寄りたいとおもったお店に一人で入る勇気もなく20分ぐらいかけてかえった。

するとどうだろう、体は明らかに疲れているのに不機嫌にはなってない。むしろ適度につかれている感じがする。よくよく考えてみると移動距離は多いのに歩いたりすることはあまりないことに気がついた。つまりこういうことだ、頭ばっかり使っていて肉体をつかっていないので、疲労度がアンバランスになっていたのではなかろうか。ということは疲れすぎないためには、体を適度に動かして疲れることが必要になるという不思議なことになる。

人間とは不思議な生き物である。

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