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自分軸を考える ~自己肯定感の育て方~

む・・・難しいですけど、ぱっと頭に浮かんだのは、
「自分の人生を大切に生きる」です。

わたしは、おじいちゃん子・おばあちゃん子でした。家も近く、毎日会える環境で、お泊りも頻繁にしていました。几帳面で記録魔で頭が良いおじいちゃんと、チャッキチャキのはまっこで、外で私が褒められるとめちゃくちゃ嬉しそうににこにこしているのに、行儀作法(所作・言葉遣い)に厳しいおばあちゃん。

おじいちゃん、おばあちゃんと話すと、どうしても戦争の話になりました。

些細な会話の中でも、戦争の記憶があり、「いいな~いっぱい勉強できて。うんと勉強しなさい。」とよく言われました。おじいちゃんは大学に行きたかったけど、兵隊さんにならなきゃいけなかったからです。

一緒にいる時間が長かったので、「平和に生きれることに感謝しなきゃいけない」を小さいながらに常に感じていました。

おばあちゃんは、何かにつけて、「神様が見てる」とか「お天道様に顔向けできないことはしてはいけない」と言っていて、水を出しっぱなしにしていると、「水の神様の罰が当たる」と言われ、掃除をするのは「綺麗にしていないと神様が嫌がるから」と教わりました。
(むむ・・また神様を理由に…と思うこともありました(笑))

年一でお墓参りに行くくらいで、宗教熱心だったわけではありません。

物が豊かでない時代に生きたからこその教訓で、蛇口捻れば水が出るし、ボタン押せば簡単にお湯も沸くけれど、そういうことを当たり前と思ってはいけないと教えてくれました。

おじいちゃん、おばあちゃんと過ごした時に得た「恵まれていると気づくこと」「感謝すること」が自分の土台になっています。

もう一つ、根底にあるのは、褒められたい欲求です。

両親も祖父母も日本人じゃないくらいに褒める!とにかく褒める!!否定しないという環境でした。ですので、褒められることに飢えていたわけではないのに、何をしたら褒められるかを常に考えている子供でした。

妹に親切にするとか、本や今日の出来事を披露するとか、ある意味、一日中インプットとアウトプットしていた、強烈な「かまってちゃん」(笑)

でもこの訓練によって、自己肯定感が高くなり、これだけ日々褒められると自分で自分を褒めるのも得意になりました。


1.恵まれていることに気づき、日々感謝する
2.自分のことは自分で褒める

この2つがベースにあるので、基本「おめでたい」モードでいられます。

両親、祖父母の庇護下であれば、これだけで十分幸せです。でもそういう訳にはいかないので、どうしたらご機嫌な状態を維持できるか考えました。


3.他人との距離を保つためのスキルアップ

スキルアップはある意味自己満足ですが、相手に必要以上に干渉されないための防御にもなります。

実は30歳の時に母を癌で亡くしました。その時に思ったことは色々ありますが、「有限の時間の中で余計なことに時間を使わない」の意識がものすごく強くなりました。

当時は、今よりも他人に敏感(繊細…笑)だったこともあり、「悪意のあるめんどくさい人」や「悪意はないけど無自覚に迷惑をかける人」に自分の時間を浪費しない、関わらないと意識するようになりました。

スキルを高めておけば、無駄なところでエネルギーを消費する必要がなく、注力すべきところにエネルギーを注げるようになり、相手との距離感を自ら調整できる裁量が増えました。


4.常に心地が良い人間関係でいられるように努める

信頼関係は一朝一夕ではなく、積み重ねるしかありません。

目の前の仕事、自分が接している人と真摯に向き合い、期待を超えるように努めたいと思っています。

そうすることで、自然と助けたいと思える人、助けてくれる人に囲まれるようになってきました。(本当に人に恵まれていて、感謝しかありません。)


5.定期的に振り返る、自分と向き合う

意外に思われるかもしれませんが、自我は強くありません。
誰かと競争する気もあまりないし、その時々で臨機応変に対応するタイプです。

私が大事にしているのは、今の自分を自分が好きかどうか、ちょっと前の自分よりも成長できたか、おばあちゃんの言葉でいう「お天道様に顔向けできるか」が大事なのです。

自分のふるまいとそれに対する相手の反応を思い返しながら内省する時間が、わたしにとってすごく大切なのです。

◆大切にしていこと◆
「自分の人生を大切に生きる」

◆自分のルール◆
1.恵まれていることに気づき、日々感謝する
2.自分のことは自分で褒める
3.自分にとっての当たり前レベルを上げる
4.常に心地が良い人間関係でいられるように努める
5.定期的に振り返る、自分と向き合う


毎日せわしなく過ごしていますが、こういう振り返り大事ですね。まつおさんの記事を見て私も自分軸について考えてみました♬

最後までお付き合いいただきありがとうございました♬

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